この時は、レディース専用のフロア、「Muse」(ミューゼ)に宿泊しました。
お部屋だけではなく、フロア全体に女性に嬉しい趣向を凝らしたデザインになっていて、楽しめます。
お部屋のドア。
カードキー。
入口側から見たお部屋はこんな感じです。
ウェスティンおなじみのヘブンリーベッド。
高さのあるこのベッド、やっぱり快適!です。
一人でもツイン!(お決まりの一人突っ込みゆえ、平にご容赦を)。
ナイトスチーマーのナノケア。
こういうところがやはりレディースフロアらしい。
加湿兼空気清浄機。こういう設備、備品類の説明をして下さったホテルのスタッフの方が、丁寧かつ気さくでとても好印象でした。
窓越しの景色。この日はちょいと曇り気味?
窓側からみた室内はこんな感じ。
インテリア全体の色味は、落ち着いたトーンです。
机が大きくて、機能性の高いお部屋は嬉しいですね。
別に仕事するわけでなく、結局モノを色々おっぴろげてるだけなんですけど。
机の上に冊子やブローシャーがあるのは当たり前ですが、ここは一味違いますよ。
このフロアの目玉の一つが、部屋の外の共有スペースに展示されている、淀殿と豊臣家、徳川家ゆかりの人物の手による文書です。
その説明が実に細やかに記載されていて、興味深いです。
こちらは、このフロア専用のルームサービスの朝食メニュー。
パンケーキorフレンチトーストに盛り合わせプレートのリッチブレックファストか、ミューズリーとヨーグルトが主役のビューティーブレックファストの2種類。
…どっちもいいなあと決めかねて、結局は何のことはない、1階ロビー階「アマデウス」のビュッフェにしたのですが。
白にブルーのシンプルなお湯のみは香蘭社のもの。
コーヒーカップはウェッジウッド。
こちらも白一色で、いかにも女子!てな華美な色使いをしないところが、なかなか奥ゆかしいといいますか。
お紅茶は、インド紅茶専門店のプリミアスティーのもの。ドリップコーヒーは上島珈琲でした。
冷蔵庫。これは普通かな。
洗面所はこんな感じ。
一人だとあまり関係ないっちゃないのですが、やはりダブルシンクのお部屋の方が気が利いていてよいなあと思います。
やはりレディースフロアというからには、アメニティは気合い入ってます。
ウェスティンと言えば、ヘブンリーベッドと共に、緑のリーフ型が可愛いホワイトティーのソープ。
ジョンマスターオーガニックのシャンプー、デタングラー(コンディショナー)、ボディウォッシュ、ボディミルク。柑橘系の香りが効いてます。
パッケージになっている方は、エリクシールシュペリエルですね。洗顔フォームにメイク落としジェル、化粧水、乳液。至れり尽くせりです。
マイナスイオンヘアアイロンのイオニティ。
ま、当方ショートヘアなんで、あまり用がないかもなんですが。
鏡。
勿論!ライト付きの女優ミラーなんであります。
バスルーム。洗い場あります。よーしよし。
浴槽スペースとは別に、シャワーブースもあります。
クローゼット。ゆったりスペースです。
バスローブは、軽やかに纏えます。
ワッフル地のパジャマもこのフロアオリジナルのようで。
シンプルなスリッパですが、本当にフッカフカで心地よいのです。
さて、お部屋の外に出て、これまた見逃せない共有スペースへ。
エレベーターホールにはソファがあります。
桜の花の舞い散る川の流れを描いたカーペットも風雅です。
こちらは、台徳院(徳川秀忠)による書。
「浦近く浪の打ち寄る細石の なかの思いを知るや知らずや」
(伊勢 「新千載和歌集」 巻十一 恋一 )
相手への溢れる恋心に人知れず苦しむ、片思いの切ない歌です。
(源経信 「後拾遺和歌集」巻十八 雑四)
こちらに展示されている中では唯一?雄大さを感じる叙景的な歌。さすがに書いた人の貫禄?
「ミューゼ Muse」の名は、「女神(ミューズ muse)」と「美術館(ミュゼ musee)」のダブルミーニングというわけで、特にレキジョのお泊まりにはぴったりかもしれません。
こういうテーマ性…というか、ストーリーのあるホテル、好きだなあ。
次は朝食編です。