「あさが来た」セット公開見学記 | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

NHK朝ドラの「あさが来た」、終わっちゃいましたが、良いドラマでしたよね。

起業家にして女子教育の推進者、そして妻であり、母であった女性の一代記。

これだけ波瀾万丈、かつ様々な側面を持った人の物語なら面白くなるのは必然のようでいて、どこにフォーカスするかは一つ難しいんじゃないかと思いましたが。
結果として、お仕事ドラマとホームドラマ、いずれかに大きく傾かず、 非常にバランスの良い構成だった気がします。

(逆に、どれか一つの側面に関心が高い人には物足りないのかもしれませんが…)

また、ラスト一週間でとりわけじっくり描かれた主役夫婦のみならず、脇の人物に関しても、虚実織り混ぜつつ、丁寧にエピソードを回収していた印象です。

個人的には、友近さんが演じるうめさんが一番好きだったかな。
自分の思いを長年胸に秘め、主人であるあさへの忠義に徹する姿、心に染みました。友近さん、達者な出演者の中にあっても、本当に一番女優らしい一人だったんじゃないかと思うくらい。

で、高視聴率のままにフィナーレを迎えた「あさが来た」のセット公開がNHK大阪で実施されていたので、最終日の日曜に行ってきました。



うわ、スゴい人!去年の「マッサン」のセット公開にも行ったけど、その比じゃないな。


裸足で天を見据える、赤い着物姿のあさちゃん。このポスター好き。


加野商店役員室。


あさちゃんと、成瀬先生のお衣裳。


加野銀行店内です。




加野銀行正面入口前。
人が一杯ですが、別に取り付け騒ぎが起きているわけではない。ちょうどこの中あたりに小道具が展示されてました。



お座敷。接客などで使われた他、模様替えして、リビングや新次郎とあさのお部屋としても使い回した「汎用座敷」そうで。


白岡家の中庭。見えづらいですが、奥には洋間の応接室があります。



看板あれこれ。つくづく手広く商いされていたもんですな。


五代さま&ファースト・ピングイン。
イラストの線が細くて見辛いのが残念。


張り子のお犬さんと、姉妹のお守り。


銀手形とか、判子。



あさちゃんのあきんど人生の原点、赤いパチパチはん。


巾着袋。新次郎はんがプラプラ回しながら出掛けちゃう姿、毎回ホントに萌えました。


千代ちゃんが遊んでた新撰組のお人形とか、かんざし。


こちらは、あさちゃんのかんざし。
お着物でも洋装でも素敵。


五代さまから託されたピストル。
女傑・あさの象徴として、炭鉱でのピストルエピソードは一人歩きしがちかな。


「ふやけた若布の四番」、こと閻魔紙の成澤先生。


女子高等教育に関する、成澤先生の論文。


のれん。


大道具に関するパネル。
朝ドラは限られたセットでの撮影で、本当に大変。寄合所は、「マッサン」の鴨井の大将の社長室の使い回し。


加野屋、山王寺屋、そして今井家のイメージ作り分け。


放送中に全国から寄せられた「あさ絵」の数々。


…ふうっ。なかなか人一杯で、ゆっくりは見られませんな。

人混みから離れたところにあるショーケースでは、どーもくんが一人で全ての役を演じる「どさが来た」。





和歌山の惣兵衛&はつ一家。


三味線のお師匠時代の美和さん。


何故かあさちゃんの実家、今井家にいる五代さま。


ショップは、特に朝ドラ一色ではありませんが、「ステラ」のバックナンバーなど。


あれ、懐かしの「マッサン」クリアファイルまで…?


というわけで、次は一年前のセット展示の思い出をば。