プロの仕事、正統派クラブハウスサンド @ The Sandwich House 55 (渋谷) | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

渋谷から恵比寿方面に明治通りをしばらく歩いたところにある、サンドイッチの専門店。

小さなお店ですが、そこはかとなくハイエンドなオシャレ感がある、黒×金を基調にした店構えです。


日本でサンドイッチの人気が大きくなった1970年代から、40年以上のキャリアを持つシェフ達が結集したというこのお店。

シェフ達が手際よく仕事をするオープンキッチンからも、いわゆる「レストランの厨房」的な、プロらしい空気が漂います。

さて、合計55ものサンドイッチの種類があることからこの店名がついたそうですが、パンもフィリングも本当にバラエティ豊か。

隣の人が食べていた大きなハンバーガーも気にはなりますが、ここはやはり定番、ローストビーフのクラブハウスサンドイッチを頂きます。

セットのサラダとスープ。
小さいサイズですが、しっかり作っている感じが伝わります。


真打ち、サンドイッチです。


ホテルのラウンジで頂くクラブハウスサンドのように端正ですね。やはり、家庭で作るサンドイッチとは別物。

付け合わせは、ピクルス、串にさしたパイン、そしてさつまいもチップス。

軽くトーストした三枚重ねのパンに、ローストビーフの他、野菜やチーズがたっぷりと。フィリングがはみ出ちゃう~とちょっと焦りながらかぶりつく、この幸せ。


サンドイッチは勿論、付け合わせのさつまいもチップスがまた美味しく、量もたっぷり。厚手でしっかりした歯応え(歯の悪いお年寄りだと少々厳しい固さ)で、いかにも手作りらしい充実感があります。

食後はコーヒーで。こちらも、大きめのマグカップでたっぷりと量があります。


サンドイッチって、家で作るものでも外で買うものでも、大体パパッと食べちゃうんですが、ここのは「お料理」としての食べ応えと高いクオリティを感じます。

ランチセットも、ロールパン系のサンドイッチを除くと軒並み1,000円超ですから、平日ランチとしては高い感じはしますが、まあそれだけの価値は十分にあるのではないでしょうか。

ここはテイクアウトもできます。会議室に1日こもりきりでミーティングする日のお弁当に、ここのサンドイッチを用意してくれたら嬉しいんですけどね。

ごちそうさまでした!