飾り気なしでも本格派の担々麺 栄児(池袋) | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

久方ぶりに、池袋サンシャインレストランフロアの四川料理「栄児(ロンアール)」へ。

同フロアの他店は既にラストオーダーのところもある夜遅い時間。静かな店内では、新たな客が入ってきてもあまり構う風でもなく。まあ、こういうところも含め、何か中国っぽいといえば中国っぽい。

アラカルトメニューも色々ありますが、一人で入った日は、やはりこれ一択。


一押しの汁なし担々麺ですが、私、タイ料理店で迷ったあげく結局パッタイばかり食べてるヘタレな人間ですからねえ、無謀なマネはしませんよ、ハイ。

「地獄」、「悶絶」、「発狂」なんてのは、仮に一口ずつ試せるセットでもあればよいですがね。本当に辛いもの好きな人には邪道でしょうが、無難に「マイルド」を。

今回は単品でお願いしたのですが、サービスで水餃子まで出して頂きました。


うん、これこれ!挽き肉とピーナツ、ネギが細麺にうまい具合で絡みます。辛さ自体は控えめでも、決して角のとれた丸い味ではなく、しっかり舌を刺激してくれる花椒がよい仕事。紛うことなき本場風味。

餃子は、ぽってり厚めの皮に、肉と野菜の粒々感が程よく残った具がいいバランス。ただ、この日だけか分からないけど、あんまり熱々じゃなかったせいか、ちょっと皮の粉気を感じてしまったのが残念。
餃子自体は、いかにも中国の家庭の手作りっぽい感じで好みなのにねえ。茹でたてでありさえすれば。悔しいな。

こんな具合で、何ら飾り気はないのですが、お料理はよくできているし、気のおけない友人や家族での食事に向いてます。
エエかっこしたい日には向かないけど。
あ、もちろん一人メシにもお奨めです。


ごちそうさまでした!