GWの始まりは、バレーボール観戦
既にバスフィッシングシーズンが開幕していますので、この時期のバレーボール観戦は初めてとなります。そして、そもそも黒鷲旗も初めての観戦。
タイトルにもある通り、高校、大学、そしてVリーグの各カテゴリーから選抜されたチームが一堂に会し、カテゴリーを越えて相まみえる大会となっています。
そんな黒鷲旗、大阪で開催されます。主催が毎日新聞社ですので、当然と言えば当然ですよね。
今回、大阪へは懲りずに夜行バスで向かいました。
ただ、同じ3列独立シートながら、前回と違い、かなりゆったりとしていて、寛ぐ事が出来ました。
シート幅はほぼ同じですが、カーテンで区切られ、且つ、新幹線並みに前後の間隔が広く、シートも柔らかい上、ヘッドレストも可動式。
・・・良く寝られました
そしてそのバスは、大阪の梅田スカイビル着となり、横浜YCATから9時間弱での到着です。
料金も9,000円台ですので、新幹線より割安です。どんな環境でも寝られる方にとっては、中々お得かと思います。
会場の丸善インテックアリーナ大阪へは、梅田スカイビルから大阪駅まで徒歩8分、大阪駅からは、環状線と地下鉄を乗り継いで、最寄り駅の朝潮橋まで15分程度です。
バス停から会場まで、徒歩含めて30分以内の行程ですので、アクセスはまずまずでした。
観戦シートは、初日から4日目までは、スタンド席のみとなります。しかも間引き無しなので、カツカツです。
そして今回、チケット手配が直前になってしまった為、メインから外れた端の席の確保が精一杯となりました。角度は悪いですが、目の前のDコートの試合を愉しむ事としましょう。
第一試合はデンソーと東海大学の試合でしたが、なんと、東海大学の勝利。
デンソー・・・初日からやらかしてしまいましたね。V1チームがJDに敗北。いきなりの番狂わせです。
デンソーは覇気が無かったです。そして、体の動き、連携・・・全てが悪かったと思います。
主力が代表合宿で不在とは言え、残ったメンバーでの練習が不足していたのでしょうか?本当にダメな試合でした。
そして第二試合は、KUROBEとPFUの一戦。
両方のファンクラブに入っているボクとしては、どちらを応援すべきか迷いましたが、選手個人、KUROBEは細沼選手、PFUでは田原選手を応援する事にしました。
しかしその細沼選手、普段のポジションはミドルブロッカーですが、なんと今日は、アウトサイドヒッター(レフト)としてコートインしていました。
最初違和感がありましたが、レセプションやディグも拾えていて、且つ、アタックはパワフルでした。かなり器用だと思います。これはこれで面白いですね
一方、田原選手ですが・・・う~ん、あまり良くないですね。トスにバラつきがあり安定していないです。
それは同じセッターの山下選手も同様。セッターがPFUの課題の一つかも知れません。
試合結果は、主力の鍋谷選手や綿引選手を温存しながら、PFUブルーキャッツの勝利と相成りました。
KUROBEは今の戦力ですと、来シーズンもかなり厳しい戦いを強いられると思います。選手個々の底上げが必要です。
第三試合は、就実高校と上尾メディックスの一戦。
さて、第一試合同様、番狂わせが起こるかどうか?
流石にそれは無かったですが、就実高校は良く食らいついていました。
多分ですが、もし、今日のデンソーと当たっていたら、勝っていたと思います。
しかし、何だか爽やかで良かったです。
就実は高校生らしく元気よく、そして上尾は胸を貸しつつ、しっかり勝利する。うん、良い試合でした。
最後の第四試合は、V1女王の久光と、インカレ準優勝の日体大との対戦。ここも良い戦いが期待出来そうです。
それはさておき、日体大のユニフォーム、選手のネーム入りですね。学生では珍しいと思います。因みにボクは初めて見ました。
肝心の試合ですが、日体大も頑張りましたが、久光の勝利で終わりました。
久光、主力選手が全くいない中での勝利、流石としか言いようがないです。選手層が無茶苦茶厚いです。これは来シーズンも安泰でしょう
Dコート側の席でしたが、隣のCコートの試合も辛うじて観れました。
その中で、我らのトヨタ車体の試合も行われていましたが、岡山に惨敗していました。デンソーの試合より、更に酷い内容で。
3セットマッチとはいえ、たったの23得点。しかも岡山は、全日本組は代表合宿で不在、そして、佐伯や及川といった主力選手を温存した状態なのに。
う~ん・・・今のままですと、来シーズンはKUROBEと最下位争い確定です
試合を観戦して色々思う事もありましたが、総じて楽しいバレーボール観戦遠征となりました。
本当は、何日間か滞在していたいところでしたが、翌日以降の所用の為、後ろ髪を引かれる思いで帰路に就きました。
・・・浪速のことは 夢のまた夢。