おはようございます!
竹内エリカです。
聞きわけのいい子とは、
自分の意見を主張したうえで、
相手の意見も受け入れられる子です
「いいよ」「5回ね」で対話する力を養う
「そろそろ帰るわよ」
「ヤダ!もっと滑り台するの」
「買い物も行かなきゃいけないんだから」
「ヤダ!まだあそぶ」
「もう知らない!ママ、行っちゃうからね」
そんなときは「あと5回ね」と言ってみましょう。
対話を覚えます。
毎日繰り返される
「帰るわよ」「あと1回」という押し問答
日も暮れたころ、公園の滑り台で遊んでいる子どもに
「もう帰るわよ」と声をかけると、必ずといっていいほど、
「ヤダ!まだ遊ぶ」という返事が返ってきます。
公園や外遊びでは、子どもは何時間遊んでも、
飽きることはないようですね。
少しして「ほら、帰るわよ。」と再び声をかけますが、
相変わらず「ヤダ!もっと遊ぶ」と返ってきます。
「買い物いかないといけないんだから」
「ヤダ!」
「ヤダじゃないの。」
「ヤダ!」
「いい加減にしなさい!」
「ママ、帰っちゃうわよ。」
「ヤダ~~」
こんなことを繰り返していたら、
公園に行くのも憂鬱になってしまいますね。
「いいよ」と受け入れ、
「あと5回ね」と有利な条件を与える
そんな時はこう声をかけてください。
「もう帰るよわ」
「ヤダ!」
「いやなのね。じゃあ、あと5回すべっていいよ。」と。
子どもは思いがけず欲求が受け入れられたため、
「えっ、いいの?」と喜びます。
そして5回、一緒に数えて付き合ってあげましょう。
5回なんて驚くほどあっという間です。
「帰るわよ」「ヤダ!」を何度となく繰り返すより、
よっぽど早く帰れます。
子どもの主張はまず、「いいよ」と受け入れます。
そしてこちらの要求を的確に数値で提示してあげます。
子どもはまだ、数や時間に関する概念は未熟ですので、
まず、自分の主張が通ったことに満足し、
お母さんの主張も要求も受け入れてくれるでしょう。
聞き分けのいい子とは、自分も相手も尊重できる子
聞きわけのいい子とは、自分の意見を押し殺し、
人の意見を尊重する子ではありません。
自分の意見を主張したうえで、
相手の意見も受け入れられる子です。
また、不思議ですが、
子どもというのは自分で納得した約束は守るのです。
こうした対話をつづけていれば、
約束を守れる子にもなるのです。
子どもの要求には「いいよ、5回ね」と
全面的に受け入れ、条件をだす。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいね💕
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