第6回目セッション⑤
こんにちは前回の続きです。いままでより少し余裕も出て終了時間の10分くらい前にセッションを終え、残りの時間で雑談をしていました。どんな話をしていたかというと、まずかねてから用意していた俳句のレジュメを渡しました。というのは Y子さんは文学部出身で文章を書くのが好きだそうで俳句もできそう、興味をもってくれればと思ったからです。俳句は、言葉の組み立てることだけではなく季語を使って、季節感を出したり韻を踏んだりして余韻を残したりといった楽しみ方ができるからです。楽しみながら勤しみ、感性を取り戻し、磨いてもらえれば状態がより改善されるのではないかとも思いました。5-7-5の17文字の組み立ても身体に負担なく思いを表現できればと考えていました。レジュメを渡し、紹介するとY子さんは、にこっと笑って”私、日記つけています”と。痺れた手で日記をつけていたのかと少しびっくりしましたが、こちらが俳句レジュメを準備する前に日記を書き始めていたこと、手を動かして、忘れかけていた文字を思い出して何かを表現しようとする姿勢に言葉にならない思いでいっぱいになりました。急かさなくても、わずかですが自立ということが徐々になされていることや気が付くと痺れて震えていた手もあまり震えなくなってきていること、だんだんできないことが増えてくると言わなくなったこと・・・など心の奥底から、ヤッターと静かだけれど熱い感動が溢れてきました。今までずっと順調に来たセッション、最後に”またこれから新しい人生が始まる”感覚をダウンロードして、これからどのような展開をしてゆくのか、また、次回は5月で雪が解けて、季節も春爛漫になっているはずと明るい先の見通しに思いを馳せつつ、事務所に寄って、手続きを済ませ施設をあとにしました。・・・・つづく