一歳になったばかりの孫娘。
最近、積み木を
ひとりで積めるようになりました。
ひとつ積んで、
またひとつ。
直ぐに倒れても、
なぜか全く気にしない(笑)
上手に積めると、
ただそれだけで、
とってもうれしそうな顔をして、
パチパチパチ……!
自分で自分に拍手しています。
誰かに
「上手ね!」
「すごいね!」
と褒めてもらったからではありません。
誰かと比べて、
「私のほうが上手にできた」
と喜んでいるわけでもありません。
さっきはできなかったことが、できた。
ただ、それがうれしい。
だから、パチパチ。
なんてシンプルで、
なんて素直な喜びなんだろう。
その小さな手の拍手を見ながら、
ふと思ったんです。
私たち大人って、
いつから自分に拍手しなくなったんだろう、と。
大人になると
「できていないこと」を見つけるのが上手になる
大人になると、
できたことより、
できなかったこと。
頑張ったことより、
足りなかったこと。
今日やったことより、
まだ終わっていないこと。
そんなものに、
ついつい目が向いてしまいます。
一日が終わる頃にも、
「あれができなかった」
「もっとこうすればよかった」
「明日はもっとやらなくちゃ」
なんて。
「できたこと」よりも
「まだできていないこと」を見つけるほうが、
いつの間にか
上手になってしまったのかもしれません。
「自分を褒める」って、どういうことだろう
私は以前から、
夜眠る前に、
その日の自分を振り返って、
「今日の自分を、自分で褒めてあげましょう」
とお伝えしてきました。
でも今回、
一歳の孫娘の小さな拍手を見ながら、
改めて思ったことがあります。
「自分を褒める」と言われると、
「今日は何か褒められるようなことをしたかな?」
「これくらいじゃ、褒めるほどでもないよね」
と、
いつの間にか
“褒めるに値する自分”を
探してしまうことも
あるのではないでしょうか。
でも、
私が伝えたかったのは、
褒めるに値する自分を探すのでもなく、
「これは良かった」
「これはダメだった」と、
良い・悪いで
自分をジャッジするのでもなく、
今日、
自分がやったことを
ひとつひとつ思い出してみる。
「ああ、これもやったね」
「これもできたね」
そうやって、
いつもなら「当たり前」で
無意識に通り過ぎてしまう
そんな
自分の
小さな「できた」を、
自分が
見つけてあげる。
そして、認める。
心の中で、
そっと褒めてあげる。
「そんなの当たり前」で通り過ぎなくていい
たとえば、
「今日も朝、起きたね」
「ご飯、作ったね」
「新聞、取りに行ったね」
「洗濯もしたよね」
「疲れていたけれど、あの用事を済ませたね」
「今日は無理をしないで、休めたね」
そんな、ごくごく当たり前のことで
いいんです。
「いやいや、それくらい普通にするでしょう」
「そんなの、できて当たり前」
そんな声が、
自分の中から聞こえてくるかもしれません。
けれど、
その「当たり前」を、
今日もやったのは自分です。
すごいことをしたから
拍手するのではなくて、
今日、
自分がやったことを
自分が見落とさない。
「今日もやったね」
「これもできたね」
と、自分が気づいてあげる。
それくらいで、
いいんです、ほんとうは(^^)
一日の終わりに
自分の「できた」を思い出すことは、
それを心の中に
そっと残しておくことになってゆきます。
できなかったことばかりではなく、
今日、自分がやったこと。
小さくても、できたこと。
頑張ったこと。
うれしかったこと。
そんな自分の一日を
見落とさずに振り返って、
「今日の私にも、
こんな『できた』があったね」
と、心の中に残してあげる。
認めて、
大切にして、
記憶しておく。
そういうことなのかもしれません。
一歳の孫娘は、
積み木がひとつ積めたことを
「そんなの当たり前」
なんて言いません。
できた!
うれしい!
パチパチ!
ただ、それだけ。
その小さな手の拍手を見ながら、
大人になった私たちも、
もう少し素直に、
自分の「できた」を
喜んでもいいのかもしれないなぁと
気づかされたというのが、
今日のメッセージです。
さて、今日、
あなたが、
自分にひとつ拍手するとしたら——
何に拍手しますか?
大きなことでなくていいんです。
誰かに「ありがとう」と言えたね。とか。
そんな小さなひとつを、
今夜、思い出してみてください。
そして、
心の中に、そっと残しておく。
記憶しておく。
パチパチ。
誰かからの拍手を待つだけではなく、
今日の自分の小さな「できた」に、
自分でそっと拍手を送る。
それもきっと、
自分が自分の応援団になる、
小さな一歩になってゆくのです。
おとなも、
子どもも、
おんなじなんです。
はじめましての方へ
◆写真と向き合う時間を大切にすること。
◆子どもの成長を応援すること。
そして、
◆自分の心を見つめること。
それぞれの入り口は違っても、
私の中では、どれもひとつにつながっています。
その人がすでに持っている力に気づき、
これからの人生に活かしていく。
そんなお手伝いをしている
エンパワーメントアドバイザー
たはらちえこです。
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