「ありえない!」と腹が立ったときには | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

今日は、こんなお悩みから。

 

私は、コーチングを学んで、コミュニケーションを教えています。

 

先日、同じくコーチの資格のある友人に、ファッションコンサルをお願いしました。

 

すると、私の服のサイズについて「11号」と決めつけるのです。

 

私は、9号でも着られる服がたくさんあります。

 

なぜ11号だと思うのか、について 聞いてみたところ、「たぶん、9号だと きつそうに見えると思う」と言われました。

 

なぜ一言、「9号も着てみますか?」と提案しないのだろう、と腹立たしく思いました。

 

コミュニケーションの専門家であるコーチなのに、こんな会話はありえません。


ミカさんどう思いますか?

 

 

なるほどー。
 

そっかー、体型について 深い思い入れがあるのですね、きっと。

 

辛口の返事になりますよ。

 

辛口の返事になりますよ。

 

2回書きましたからね!!

 

 

 

えーと。

 

私なんて、以前、ラルフローレンのワンピースを買おうとしたら、

 

「15号がお似合いです」

 

って言われたことありますよ!(笑)

 

 

大き目サイズのフロアに連れていかれたけど、なんとも思わなかったけどなあ( ̄▽ ̄)

 

似合うものを買いたかったので。

 

 

ちなみに、その服はこちら↓。

 

Eテレに出演するとき、服装規定が

 

「春にママ友とファミレスで話しているときみたいな服」

 

で、プロの方に選んでいただいたものです。

 

縦じまは、テレビではご法度だそうで、他の服になりましたが…

 

 

問題は

 

「相手の中」にある

 

のではなく、

 

「自分の中」にあるということ。

 

問題、というか、課題、というか、地雷ね。

 

 

 

お悩みを拝見していて、まず 私が感じたのは、

 

「体が細いことはよいことだ」

 

という価値観が、とても 強くあるのだということ。

 

 

世界という基準で見ると、やせているのがよいことだ、と感じる国は ごく少数です。

 

日本や中国やイタリアは、細い体系を好むようですが、他の国は必ずしもそうではありません。

 

こちらのサイトを見ると、よくわかります。

私、日本では ふくよかだけど、ハワイで洋服や水着を買うと、Sサイズだったりするもんね。

 

 

さて。

 

「11号が適切なサイズ」と言われて、どう感じたのでしょう?

 

コーチングでは まず、自動思考(頭の中のつぶやき)や感情を見ていくことが多いです。

 

「決めつけられたこと」に 腹が立っただけでなく、おそらく 

 

・正しくない!!!

 

と感じた。そして、

 

・バカにされた

・醜いと言われた

 

と言われたような気がして、悲しくなったのではないでしょうか?

 

 

同じことを言われても、傷つく人もいれば、傷つかない人もいる。

 

「あなたの中の」地雷が、反応したということですね。

 

 

逆の例で言えば、色白の娘がよく

 

「ママ、最近 肌の色が白くなったんじゃない?」

 

と「ほめて」くれるのですが、私にはまったく 響かず。

 

なぜなら、私は「色白=いいこと」という価値観がないからです。

 

けなす、も、ほめるも、評価です。

 

ひとはみな、価値観のフィルターを通して 自分や他人をジャッジしているのですね。

 

 

 

 

ものごとを「正しさ」で人を見ると、争いが生まれます。

 

正しさなんて、好みですからね?

 

 

戦争だってそうですよね、みんな 自分が正しいと思ってやってる。

 

まちがっている人や国を攻撃することで、

 

 自分たちの正しさを証明したり、

 自分たちの方が上だと誇示したり、

 自分たちは仲間だという意識を植え付けたり

 

人間関係も 同じなんじゃないかな、と 私は感じています。

 

本当に「あなたが正しく」て、「相手がまちがっている」のでしょうか。

 

 

でね。

 

でね。

 

でね。

 

いろいろ書いたけどさ、この悩みは そんなむずかしい話じゃなくて、

 

ただ単に、

 

私のこと バカにすんなよ!

 

私は 美しいんじゃ!

 

わかれ!わかれー!!

 

って 言いたいだけなんじゃないかな、ということ。

 

よろしかったら、口に出して言ってみて。

 

 

その本音に気づいて、自分で受け入れられると ラクなんじゃないかなあ。

 

「あー、わたし、そう思ってるんだー」

 

って 思えたら、それで 終わり。

 

 

 

「あの人が」じゃなくて、「私が」

 

●その言動を聞いて 私が何を感じたか

 

●その感情や欲求の向こう側に、何があるのか

 

じゃないかしら(*^-^*)。

 

 

そこに向き合っていかないと、いつも 同じパターンが訪れます。

 

相手のちょっとした言動で、

 

「私のことバカにしてる?」

 

という思いが 反射的に出てくるのですね。
 

 

相手を変えるより、自分の地雷と向き合った方が 早い気がするなあ。

 

まずは、「地雷に気づく」というところから。

 

いかがでしょう?

 

コーチングは、そういうの、得意ですよ♡

 

こちらの講座もおすすめです

 

 

 

●無料動画セミナー●

よろしかったら、登録してね。

 

心理学、カウンセリング、コーチングの要素が詰まった、あなたの生き方を変える講座です。

 

●シェア・リブログは大歓迎♡ご連絡は不要です。

 

メルマガやLINE@にご登録いただくと、お知らせが届きやすくなります。

 

●無料メルマガ「ママを楽にする魔法の言葉」(読者6千人超)

 

●コーチ・カウンセラーの起業集客無料メルマガ「ミカbiz」(読者700人超)

 

 

●研修・講演の依頼はこちらです

●協会の無料メルマガはこちら
 

 

募集中・募集予定の講座

●募集

 


たまに在庫が出てます。初級級講座の副読本。