嫌われたくないあなたへ。大丈夫。どうせ嫌われるから。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
 

今日はこんなお悩みにお答えします。

 

人からの頼まれごとを断るのが苦手です。

「いやだなあ」と思っていることすら、悟られたくなくて 笑顔で引き受けてしまいます。

でも、うちの小学生の子も同じような性格で イライラします。

この前も お友達の言いなりになっているので、

「どうして断らないの!?」

と聞いたら、

「嫌われたくない」

と言われて、ああ、私もそうだなと思いました。

 

 

NOと言えない、断れない、

 

という人の根っこには、「嫌われたくない」という思いがあることがとても多いです。

 

そうですよね、嫌われたら 顔を合わせるのもつらいですもんね。

 

 

そんな人には、「パレートの法則」をご紹介したい。

 

有名なので 知っている方も多いかと。

 

くわしい説明は、wikiにまかせるとして、経験則としての2:8の法則です。

 

 

いろんなたとえに使われるんだけど、人間関係もそうです。

 

2割の人とは、気が合う。

 

2割の人とは、気が合わない。

 

2:6:2の法則と言われたりもしますね。

 


あなたが、どんなにすばらしい人であっても、嫌われる。

 

2割の人からは。

 

あなたが、どんなに変な人であっても、愛される。

 

2割の人からは。

 

 

そういう前提に立ったとき、好きに生きた方がいいことがわかります。

 

 

みんなから好かれようとして、自分を殺すなんて もったいない。

 

NOと言おうが、言うまいが、どうせ嫌われるから(笑)

 

2割の自分を好きでいてくれる人と、6割のふつうに接してくれる人とともに、なかよくやっていった方がいい。

 

 

 

「えー、でも 嫌われるのはイヤです…」

 

と言われそうだけど、

 

そうやって おどおどしていると 好かれるの?

 

みんなの言うことに 全部YES!と言わないと 好かれないの?

そんなことは ないですよね。

 

かえって、本音が見えない人だと 思われるかもしれません。

 

小学生のお子さんの態度にイライラするなら、あなたの態度に イライラする人もいるかもしれないよ?

 

 

そして、

 

相手が 自分を好きになるのも

 

相手が 自分をきらいになるのも

 

どっちも コントロールできない。

 

誰が何を思うかは、相手に任せるしかない。

 

そこを なんとかしようとするから、肩に力が入る。

 

 

まずは、安心できる関係の中で 言ってみよう。

 

「NO」

 

あ、これね

 

NO!!!!!

ではないです。

 

「NO」

 

です。

 

 

「できないって言ってるでしょ!?はぁ~!?」

 

ではなくて、

 

「ごめんなさい、ちょっとこれは 荷が重くて…。

 

 誰か一緒にやってくれたら、できるかもしれないなあ」

 

こんな感じで ソフトにNOを言ってみましょうか。

 

 

順番としては、

 

①ごめんね、すみません、申し訳ない

 

②できません&理由や気持ち

 

③代替案

 

やさしいあなたでも、こんな感じなら言いやすいと思う。

 

 

 

言えるようになったころ、ちがうタイプの友達ができています。

 

お子さんにも 変化がある「かも」しれない。

 

それは わからないけどね、気質もあるから。

 

 

そして、NOを言うのって 練習なんです。

 

数稽古。

 

言ってみたら 意外と こわくなかった、

 

という体験が積み重なって だんだんとできるようになります。

 

安心できる関係、たとえば 家族や友人から試してみてね。

 

 

 

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