人目が気になる、人付き合いが苦手な人の処方箋 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

今日の話は、「人間関係をラクにしたいなら」です。


さて。

私の仕事は、講師業と相談業。

仕事の9割は、自分を知ってもらうための活動です。

話し方を磨くことではありません。

宣伝活動なしに「仕事が欲しい」というのは 無理な話。

   
有名な話だけど、ピカソがあんなに大成したのは

作品を売ること
価値をつけること

が 得意だったから。

   
もちろん、技術も発想もすばらい。

でも、売ることに長けてないと、ゴッホみたいに 亡くなってから 評価されたりする。

  
ただ、ゴッホの場合も、没後に弟の妻が尽力して評価されるようになったわけで。

やはり「人に知ってもらう活動」なしには 仕事にならない。


   
職人タイプ、楽して有名になりたい人ほど、そこに時間をかけない。

私もまだまだこれからだけど、

私の仕事の多くは、知ってもらうために何ができるか、を考えて実行することだと思ってる。



んで、このことを 人間関係に置き換えることもできる。

人の目が気になる、人付き合いが苦手。

そんなタイプの人は、自分を知ってもらう努力が足りない。


「私は〜好きなんです」
「私は〜が苦手です」

と伝えることをせずに、

「あなたは〜が好きなんですね」
「あなたは〜が苦手なんですね」

と周りに合わせてばかり。

自分がどうしたいのか わかならくなってしまう。

まわりの人も あなたがどんな人がよくわからないまま。



ワンコにさえも、自己紹介は大切でした。

これ、6年前のつぶやき。



ワンコは、私が仕事しているときは 寝てて

「ありがとうございましたー」

とzoomを切る気配がすると、トトトトと走り寄ってくる。

そしてしっかり「抱っこしてください」アピール。

どちらも 我慢するところは我慢して、譲れるところは 譲る。

お互いに、自己紹介。



どんな場所でも、まわりの人に
 
「わたしは、こういうのは苦手」

と共通理解してもらう。


みんなそんなに、他人に興味はないからね。

一瞬「え?!」という顔をしたとしても、じきに無関心になる。


私、自分の協会の飲み会ですら、遅刻して 早退。

多人数が苦手なのだ。

そんでも

「まあ、ミカさんだからね」

と生温かく見守ってくれるみなさんがいて、社会生活を営めてる。



そうそう、娘の部活のランチ会なんかも、一切行かない。

気を使いながら、何時間も過ごすくらいなら、

「不参加です」

と連絡するときの、一瞬のチクリとした感じを選ぶ。


幼稚園の頃のクラスランチは、ほぼ早退。

「用事があるので…」

つまらなかったら、サッサと帰る。

たいてい、話したい人が 自分の話ばかりして、自己主張しない人が聞いてあげる、

ということがほとんどだったから。



大丈夫。

悪口言われたとしても、数分のこと。

それ、あなたの人生において、どのくらい影響がある?

たぶん、針の先ほどもないよ。



でもね。どうしてもこわかったら、

「悪口言われたらどうしよう…」

と「恐れ」から動くときがあってもいい。

それもあり。

「自分が自分の行動を選ぶ」

ってことが重要なわけなので。



自分と折り合いつけながら、

安心を感じられる場所から、

自己紹介をしていこう。

あなたは何が好きで、何が苦手で、どんな人なのか

たいていのことは、人生という長いスパンで見たら、かすり傷。