子育てをフクザツにするものは? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表 和久田ミカです。

腱鞘炎の具合がよろしくなので「ぽけっと」に入れていただいた記事を 再編集して、お届けします。

(ブログに使うエネルギーを メールコーチングの返信に使わせてねん)

2年前に書いたものです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

子どもの ぐずりに どんなふうに 対応しますか?

たとえば、もう 帰る時間なのに、遊びをやめられない、そんなとき・・・。

先日、娘と公園に行ったところ、まさに そんな状況に出くわしました。

幼稚園生くらいの子と そのママが、「帰るよ!」「帰らない!」の 押し問答を していました。

結局、ママは 「もうビックリマークいい加減にしなさい!!帰るからねむかっ」と、出口に向かって 歩き出しました。

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こんなとき、ぜひ やってみて いただきたいのが、「見たまま、感じたまま」を 認め、伝えることです。

承認と言いますドキドキ

「もっと、遊びたかったんだね。」

「帰る時間になっちゃって、残念だね。」

「帰らなくちゃと 思うんだけれど、悲しくて 涙が出ちゃうのね」

こんな 一言で、子どもの心の色が 変わります。


子どもの気持ちを 認めるだけで、子どもの耳と心が 開くんですね。

(子どもの 言いなりになるのではなく、気持ちだけ 受け取りますよん。)

「もう!いい加減にしなさい!!」と 言うのと、労力は 同じです。

心に余裕があるとき、ぜひ やってみてねドキドキ

子どもの表情や 動作や 声や 泣き方が 変わります。

場合によっては、ぐずる時間が、短くなります。


でも、承認は、親の言うことを 聞かせるためのスキルではありません

承認をしても、娘は 二歳ぐらいまでは、いまいち 反応が 薄いときがありました。

また、わかってもらえた と思う 気持ちから、さらに 激しく 泣くこともありました。

言葉が 心に響いた証拠です。


「え!?泣くんだったら 逆効果じゃない?」と思った方も いらっしゃるかな。

泣いても いいんですよん ラブラブ親の言うとおりに 動かすことが 目的じゃないですもん。

目的はね、私の場合は

・子どもの気持ちを受け取る
・自分で自分の気持ちを 切り替える サポートをする

です。


もし、ぐずりがひどくなった場合は、しばらく 泣かせてみるのも あり。

急いでいるなら、前述のママのように 歩を進めるのも あり。

落ち着いたところで、気持ちを切り替える方法を 提案するのも あり。

我慢できなくて ブチ切れるのも あり。

全部 選択肢に入れておいていいの。

子育てに 正解はありません。

子どものタイプや 状況によって 対応は 違ってくるんですね。

答えがひとつなんて 誰も 決めてないですもんネ☆


子育てが むずかし~と思う方は、正解を探すからですよん。

あれじゃダメ、これじゃダメ、それじゃなきゃダメ。

ダメ・ダメって いろんなことを 禁止したり、何かに固執して 縛られたりするから、苦しいの。

子育てで大事なのは、何より自分軸。何が正しいかより自分がどうしたいか、ですよん。