いいカウンセラーとは?★話の聞き方 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

先日、カウンセラーの先生の講演会を聞きに行きました。

そこで、印象に残った言葉が2つあります。

すぐれたカウンセラーほど、話さない。(クライアントさんにしゃべらせる)。

カウンセラーに 人生経験は 必要ない。かえって、人生経験が ない方が いい。


あぁ、そうだなあと 思いました。

私が パーソナルコーチングのあと、振り返りをするときもそう。

クライアントさんは 十分に話せただろうか?と いうことが 気になります。

考えている途中で 口を 挟んでいなかったかな?

突拍子もない質問を していなかったかな?

自分の聞きたいことだけ 聞いていなかったかな?

相手のものさしで 話を聞けていたかな?

新しい視点は提供できたかな?

・・・

…うーん、書けば 書くほど 反省…反省!

話を 聞くことって、とても 奥が深いです。


人生経験がない方がいい、っていうのは ね。

自分の体験が フィルターになって、クライアントさんの話に 色をつけて聞いてしまうことがあるから。

私だったら こう感じるから、クライアントさんも そう思うだろう、とか。

私だったら こうするから、クライアントさんも そうするべきだ、とか。

正しさを 押し付けたくなるときって、たいてい 人生経験から ですよね。

カウンセラーじゃなくて アドバイザーになっている方、よく いますもん。

ニュートラルに 話を聞くためには、自分の考えや 価値観を わきに置く必要が あるんですね。

コーチは、質問をするときも、返ってくる答えを 予測しません。


予測すると、誘導尋問になりがちですもん。

誘導尋問されて うれしい人は、いませんね★

だから、カウンセラーやコーチが 人生経験豊富かどうかは、関係ないんですね。

(でも、視点が豊富には なるかな?)


で、これって 親にも 同じことが言えますね。

子どもが 困っていると、ついつい 自分の人生や アドバイスを語り、スッキリしたのは親だけ…とかネラブラブ

自分の体験を語れることは ステキなことですが、その前に まず 「子どもの話をとことん聞く」。

ここが スタートですねビックリマーク