這い上がる心

人生には幾度となく自分の意識というものが落ち込んでしまうことがある

それは仕方のないことです

誰でも起こり得る意識の下降は容易くなされます

特に貴方が油断している時に…

それはときとして自分で設定してきた時期であり試練でもあります

貴方が自分で這い上がる為に設定したのです

一度意識が下がったからと絶望することなく

そのことに気づいたならばそこから這い上がればいいのです

貴方の意識はすぐに戻るでしょう

今貴方がどのような状態でいるかを自分で認識すること

目を背けず今自分に起こっている現実をうけとめること

それがどのようなものであったとしても

それは自分が求め自分が現実として認識したものであるからです

どのような現実も受け止め受け入れる

そこに悲壮感など伴わなくてもいいのです

ただ受け止める

そうすることがとても難しいことも判っています

自分を見つめるとは心の機微を感じ取ること

自分を偽らないこと

自分に正直であること

貴方の心を感じ続けてください

貴方が少しでも心にひっかかる感覚があるのならば

それは貴方が貴方へメッセージを送っているのです

ちかくそのようなことが沢山あったことを貴方はわかっている筈です

それを気のせいととるか気づくことすらないかも貴方の判断です

貴方はまだ自分の心を偽っている部分がある

そこに気づいていない部分がある

自分に正直になっていけばなっていくほどに

貴方のその些細な心の引っかかりというものも繊細になっていきます

より気づきにくくなっていきます

それは自分の根幹を揺るがす出来事になっていくからです

その些細ななんともないような出来事に思えるその感情こそが

じつは貴方にとってとても重要な気付きを内包しているのです

おわかりですか?

貴方が「たいしたことない」と重要視していないその問題こそが

貴方がまず取り組んだほうが良い案件であるということです

貴方の心をそこに向けたくないがために

さも他に重要で大変な出来事があるかのようにみせているのです

そこに触れて欲しくない為に他に注意をそらしているのです

貴方が冷静に俯瞰できるようになったとき

是非そのたいしたことのない現実に目を向けてみてください

そこを意識し向き合うことに意味を見出してください

そこにこそ貴方の向き合うべき真実が内包されているのです

いつでも私を呼んでください

私はいつでも貴方と共にいます

愛をこめて