こんにちは
東灘区の歯医者 おおにしハート歯科院長の大西です。
この前の日曜日に、
「がん医科歯科連携講習」に参加してきました。
がん治療を受ける患者さんへの
歯科的サポートを学ぶためです。
がんは、「急性心筋梗塞」「脳卒中」と並ぶ3大疾病のひとつで、
誰でもなる可能性がある病気です。
その治療では、歯が欠ける、むし歯ができやすくなる、
口の粘膜が荒れる、誤嚥性肺炎を起こす、
などトラブルが起きやすくなります。
また薬の影響で、歯科治療によって
あごの骨の炎症が大きくなる場合もあります。
がん治療をうける患者さんの
安全な歯科医療と、全身の健康のためにも
正しい知識をもつ必要を学ぶことができました。
ただ、医科からの歯科への患者さんの紹介は
オペ前の2~3週間前に行われるそうなので、
お口の状態によっては歯科の治療が終わらないことにならないか
心配になりました。
できれば普段から歯科へ定期的に通って、
お口の中を健康的な状態にしておくのが
一番だと思います。
いざというときに困らない為に、
ぜひ定期検診を利用してほしいです。
大西 啓介