05.27

 

去年の今頃

Kバレエの

「蝶々夫人」を観てからというもの

あれを越えるものは

ないんじゃないかと思うほどに

興奮さめやまぬだったので流れ星

観たいと思えるものに

しばらく出会いませんでしたが

 

これはビックリマーク

と思うものをみつけてしまったサーチ

 

「 カルミナ・ブラーナ 」

 

 

自分が出た中でも

1番の衝撃作品ひらめき電球

 

その時の

バージョンとしては

 

「春の祭典」

のようなイメージに近いのもので

まだ想像がしやすかったかな

「堕落」のような表現は

とても難しかったけど。。。

 

今回のKバレエ

熊川版は

全く想像していなかったので

驚きが大きかったです。

 

今の世界を

大気、海洋汚染

戦争と。。。地球

 

人類への警鐘注意

 

テーマに現実味がありました。

 

思うことはひらめき電球

どんな時代でも今もそうだけど

「悪」はたったのひとりでも

誰にも止められなかったりするし

「悪」は「悪」で

自分でもやめられないような

突き進むしかない運命を

幸せでもなんでもないだろうに

なぜ

繰り返すんだろう?

 

人類を救うのは

女神フォルトゥーナかと思いきや

民衆の痛みがわかる人間味をもつ存在か。。。

 

 

どんなにバージョンが変わっても

やはり観ていて宗教的だし

人間の「堕落」や

再び繰り返してしまうということは

「おお、フォルトゥーナ」の合唱の繰り返しでも

暗示されているのでしょうか

結局

わからないです。。。ブタネコ

 

 

 

そして

ちょうど

オルフが「カルミナ・ブラーナ」を発表したのが

ナチス政権下だった。

 

ヒトラーを彷彿させるポーズと

そうしたくないのに

抗いたいのに

そのポーズをとらざる得ないような

振付もあって

 

観ていて

ちょっと苦しくなったりもしたけど

作品として

賛美して

このポーズをとってるわけでないのはわかります。

 

しかし

このポーズをめぐり

ポーズをとること自体が「悪」という

評も目にしましたメモ

 

私は

どうとも言えない。。。

 

生オケで

合唱団すべてを舞台上に乗せて

プロの歌唱力も凄まじいし

ダンサーのクオリティの高さに

なんだか

おぞましく感じるシーンもあるし

音にはまる

一瞬一瞬の正確さに

感動もあるし

すべての合唱自体もすごいんですよね。

 

ひとつひとつ

思い出しながら

最後のソプラノの出番が

来る前から息をのんだし

高音が達するあのシーンの見せ場は

自分の舞台の時のほうが

ここは

印象に残っています虹

 

 

少年少女の合唱シーンでは

少ししかなくても

全員舞台に上げる

こだわりがすごいし

総勢舞台上の迫力もすごいキラキラ

 

 

休憩なし

途中入退出不可

拍手不可

観る方も

緊張感ありました。

 

なんだろ

大感動キラキラブラボービックリマークってのとは

ちょっと違うような

 

でも

観ておいてよかった

また

違うバージョンも観てみたいし

もっと掘り下げて

この歌詞も

解読しておこうと思いました本

 

すばらしかったキラキラ

 

パンフレット

こんなに読んだのはじめてかもひらめき電球

 

 

そして

むずかしいブタネコ。。。

 

帰り

ひとり

ぐるぐると

いろんなことを考えながら

悪い歴史を繰り返してほしくないなぁとか

リアリティが

いいもわるいも

付きまとう後味だったので

どんよりしてしまう(笑)

( 感情移入しやすいタイプなのでロップイヤー汗

 

 

お腹空いてたけど

渋谷で買ったのは

今はやりの

 

バクラヴァのみブタネコ。。。

 

 

オーチャードホールだったのですが

bunkamuraの閉館で

中を通れないのは

楽しくないですね。。。猫あたま汗