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夏バテ対策に加圧トレーニング
夏バテとは何か
夏バテの原因と症状
夏バテとは、夏に起こるさまざまな症状の総称で、身体がだるい、食欲が無い、イライラするなどが代表的です。
夏バテの原因には、温度差による自律神経の乱れ、発汗による水分とミネラル不足、食欲不振による栄養不足、冷たいものの摂取による下痢症状、寝苦しさからの睡眠不足などが挙げられます。
夏バテからの合併症状
夏バテを起こすと、睡眠不足や食欲不振から、疲労が溜まり、体力が無くなっていきます。
体力が無くなることにより、自律神経が乱れ、免疫力も低下していきます。
そのため、夏バテしている時は免疫力の低下から風邪をひきやすくなったり、夏かぜや熱中症などの重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
夏バテ対策としての運動
運動が自律神経の働きを整えるメカニズム
運動は自律神経の働きをよくし、夏バテの予防・解消に効果があるといわれています。
運動をすることで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、体温調節や消化機能などが正常に働くようになります。
また、運動によって血行が良くなり、酸素や栄養素が全身に運ばれやすくなります。
さらに、運動はストレスを発散する効果もあり、気分をリフレッシュさせることができます。
夏バテ解消に効果的な運動の種類とポイント
夏バテ解消のために行う運動のキーワードは「涼しい時間」「リラックス」「ムリをしない」ことです。
夏の日中は暑さが厳しいので、早朝や夕方など気温が少し下がったところで合間の時間をみつけてウオーキングやサイクリングなどをしてみましょう。
自宅や職場などでストレッチやヨガを行うことも運動効果が得られますし、よい気分転換にもなります。
物足りないなと思ったら少しずつ運動する時間を長くし、強度を少しずつ上げていくようにしてみましょう。
自宅でできる体操の紹介
ここでは簡単に座ったままでできるストレッチをご紹介します。
腕と背中を伸ばす:両手を組んで頭上にあげ、腕から脇腹、背中にかけて伸ばします。
その後、組んだ手を前方へと突き出すようにして同じく伸ばします。
- 椅子をつかって体をひねる:座った状態で椅子の縁を利用して体を反転させてひねります。
この状態で15秒~20秒程度キープしたら、今度は反対側にもひねって同じようにキープします。
- 体を左右に倒す:右手で左肘を抱え、右側に体を倒して左の脇腹~腕にかけてのストレッチを行います。
15秒~20秒程度行ったら今度は反対側も同じように行います。
- 胸を開いて大きく呼吸する:頭の後ろで両手を組み、少し胸を丸めるようにした状態から肘を外側に開きます。
胸を張る動作とともに鼻から大きく息を吸い込み、その後は呼吸をとめないようにします。
これを3~5回程度繰り返します。
夏バテ対策としての加圧トレーニング
– 加圧トレーニングとは何か
加圧トレーニングとは、特殊なベルトで血流を一部制限しながら筋力トレーニングを行う方法です。
加圧トレーニングは、通常の筋力トレーニングよりも低負荷・短時間で効果が得られるといわれています。
加圧トレーニングは、筋肉量や基礎代謝の向上、血流改善や血管強化、成長ホルモンの分泌促進などの効果が期待できます。
加圧トレーニングが夏バテに効果的な理由
加圧トレーニングが夏バテに効果的な理由は、以下のような点が挙げられます。
筋肉量や基礎代謝が向上することで、体温調節がしやすくなり、暑さに強くなります。
血流改善や血管強化がされることで、水分や栄養素の吸収が良くなり、疲労回復や免疫力向上につながります。
成長ホルモンの分泌促進がされることで、新陳代謝が活発になり、老廃物の排出や肌のハリ・ツヤの改善に効果があります。