落ち着いてる日は、特にこの場を必要としないなーヒヨコ

不思議と、闇の波があの人とすれ違いでやってくる。

だから、思い合えるし、
大切に接することができるのかな。


電話での、なぐさめ方なんてわかんないし、
落ち込んでる時、電話しないタイプだってこと、四年も一緒にいたのに、昨日はじめて知った。


こんなに、離れてるなんてはじめてだし、
常に一緒にいたから見えなかったものもあるのかな。

この選択が正しかったか、間違ってたかなんて、あたしにはわからない。

誰かは、間違ったって言うけど、
今のあたしには、必ずしも後戻りが悪いことだなんて思ってなくて。
あんなに、よりを戻すことに渋って、いじはって、新しい道を行こうとしてたのに、
まわり回って、
後ろが前になっちゃったのかな?
ある意味では、新しいスタートに至った気がしてる。


再会したときの、気持ちの衝動に従っただけなの。


まだ、その気持ちは続いてるから、
離れてたって、付き合ってる意味あると思えるよ。


何より、今この場にいないけど、あたしの気持ちがだいぶ違ってることを認めざるをえないかんじ。


こっちに、誰か他にいい人があらわれたら、
何かが変わってきちゃうかもしれないけど、
(そんなことはこの先一切ない!って言える自信がないことはひみつね。)
今、愛してる人を想って生きていけばいい気がしてる。

単純な気持ちに従えるのは、幸せなことだから。






また、あの人を裏切るような真似はしたくないけどね。



どうして、あの人は、こんなあたしをまだ大切にしてくれるんだろ。

裏切ったかもしれないのに。

きっと、何も気付いてないわけじゃないはずなのに。

どっかに、触れられないパンドラの箱があるようで怖い。

もちろん、あたしが作り出してしまったものだけど。

存在を確かめることもできないくらいだから、
中身を見るなんて到底できない。
傷つく勇気はどこにもない。


あたしがあの人を傷つけたのに、
あたしはあの人に嫌われるのが怖くて怖くて…。


あの人を裏切りたくない、と思うのは確かだけど、
それは本当に彼を想ってなのかな、
もしかしたら、自分のためなんじゃないのかな、
一種の偽善のような…。

そう思うと、余計に自分が嫌になる。

だけど、あの人が愛してくれる私だから、まだ「美しく」いられてるような気になれる。
汚い衣を洗い流してくれるような感覚。

結局のところ、
いつだって愛し合ってはいるけど、
人間の奥深くにある、罪や汚いものには、触れさせない、見せたくない。
人間って、そんなものかもしれない。

目に見える表明の変化や、確かな気持ちの変化を感じて、好き、と呼ぶけど、
どんなに、愛し愛されても、人間の奥には癒されないものがあるのかもしれない。

優しくされるほどに、
涙があふれ、
愛されるほどに、
胸が痛くなるのは、
そのせいかな?