20代女性 カウンセリング6回目
カウンセリングお申し込み時の悩み
人間関係で悩む事が多い人生だったので人間関係で悩まなくなりたい
家族構成
祖父(母方の祖父:クライアントが幼少時に亡くなる)
父親
母親
兄
家族との関係性・育てられ方
クライアントと家族との関係です・クライアントが親や家族にどう育てらたかを書いています。
両親共働きだったため、幼少時は祖父と一緒にいることが多かった。
祖父はクライアントには穏やかだったため、祖父から色々な話をしてもらうことも多く一緒にいると安心できた。
父親は子どもの頃から自分の母親が妹ばかり可愛がるので、潜在的に女性を嫌うところがあり人間嫌いな一面もあった。
クライアントは子どもの頃から子どもらしくおかしなことを言ってはいないし、当たり前のことを当たり前に言ったり行動をしているのに、父親から言動を否定されたり馬鹿にされることが多かった(父親の妹とクライアントが兄弟姉妹順位で同じ位置のためクライアントを父親の妹とだぶらせるため、父親は無意識でクライアントに妹に言いたかったことを言い続けて恨みを発散させている)。
そのため、だんだんとクライアントは「自分がおかしいから・・」と悩むようになった。
そして「やっぱり自分がおかしいんだ」と思うようになり、自然に関係性を持てていた友達とも自分の言動に意識をしながら遊ぶようになり、それが少しずつ疲れてきて友達と遊ばないようになった。
母親は母親の祖母に似ていて、明るくあまり物事を深く考えたり何かに悩むことがない。潜在的に自分の合う人としか付き合わないし、職場でも色々な人や物事があっても自分には関係ないと線引きができる。
母親は父親と一緒になってクライアントが幼少時から家族や親戚の前で馬鹿にする言葉を発してきた。母親自身が自分が正しいと思っているため、クライアントの言動が自分と合わない(幼少時にクライアントはほとんどが祖父と一緒にいたため、母親の影響が少なく、祖父に思考や価値観が似ている)と、馬鹿にするように笑っていた。
そのため、クライアントはだんだんと「母親のように人間関係で悩む事がなく、誰とでも話せるようにならないいけない」と思う込むようになっていった。クライアントが大人になると、母親から精神的に頼られ、都合よく買い物など頼まれて友達より母親と一緒に行動することが多かった。
父親、母親はクライアントの兄に対しては否定したり、酷い言動はなかった。特別、兄だけを可愛がることはなかったが、クライアントより兄を優先されることがほとんどだった。クライアントは兄と話す事も少なかった。
クライアントが大人になった時の状態
上記の家族の影響を受け、学校を卒業後すぐに働いたが職場で人間関係で「自分がおかしいのか、周りが仕事ができないだけなのか」と悩みだす。仕事が終わり家に帰り母親に相談するが母親は「あんたがおかしいんじゃない?」「そんなことで悩んでいてもやっていけない」「世の中そんなもんよ」と言われ、クライアントはいつも母親に話さなければよかったと思い、さらに混乱するようになった。
人と話す時も、父親や母親から言われたことが頭をよぎるので「これを言っても大丈夫かな」と一度頭の中で確認をして言葉を発するようにしていた。
職場で母親と同じように頼ってくる人がいつもいて、その人と一緒にいるようになるが都合よく使われることが多く、クライアントも都合よく使われている事が分かってくるがその人と距離を置く事ができず家に帰っても疲れが取れなくなり仕事を辞めたいと悩むようになる。
クライアントが車を運転するようになると、母親を乗せて母親の用事をしてあげることが多くなった、一緒に車に乗っている時も母親のおかしな発言や話を聞かないといけなくて、母親がおかしなことを言っていると思うけれど何がおかしいのかはっきりと分からず、何も母親に言えない自分に腹が立つようになっていった。
クライアントが社会人になってからも父親の前で楽しい話をしていたり、楽しそうにしていると嫌味を言われたり、時々怒鳴られることがあった。
カウンセリングを受けてみて
クライアントからいただいた感想になります。
・父親が父親の妹への恨みがあったため、自分にだけ当たりが強かったことが分かってスッキリしました。カウンセリングを受ける中で一度父親と食事に行き、少しだけ話をしました。その後、父親が私に対しての雰囲気が変わったように思います。
・母親のほうがおかしな言動が多いと教えてもらって安心しました。色々な場所に母親と行くと母親が恥ずかしいことを店員さんに聞いたりしていたので「やっぱり私の感覚は間違っていなかった」とわかって良かったです。これからは母親に対して「おかしなことを言っているよ」「それはこう言ったほうがいいよ」などと自信を持って言えそうです。カウンセリングを受けるようになって母親も私に対する接し方が変わりました、以前のように雑な扱い方が減りました(笑)。
・まだ悩んでしまうことはありますが、「母親のように誰とでも楽しく話せるようにならないといけない」と思い込んでいたこと、「母親は誰とでも楽しく話してはいない」こと、「母親のように誰とでも楽しく話さなくてもいい」ということが分かってよかったです。
・私は年長の頃まではちゃんと「わたし」として生きていたように思います、それがだんだんと親の影響を受けて捻じ曲がったことがわかりました。なかなか子どもの頃を思い出すこと、自分を取り戻すことは難しいかもしれませんが、これまで悩んできた謎が解けてすっきりしました。
カウンセラーから一言
このクライアントが子どもの頃に祖父と一緒にいる時間より、母親と一緒にいる時間が多かったら母親に似て母親から大切に育てられたのかもしれません。でも母親の育った環境もあるため、やっぱりこのクライアントは祖父に育てられたのです。
人は6歳くらいまで誰に育てられたか、誰と一緒にいたかが大きく影響を受け、一緒にいる時間が多かった大人に似る傾向があります。
このクライアントのように6歳くらいまでは祖父で、その後、両親と一緒にいる時間が増えた場合、両親と祖父との関係性にもよりますが、両親の方がクライアントに対し「あれ?何かこの子は・・」と違和感を持つようになります。
その結果、両親がクライアントに自分たちの居心地や雰囲気を壊したくないために家庭の中でクライアントを攻撃しているのです。
自分が産んだ可愛い子どもに子どもが「嫌だ、悲しい」と思うことをするのですから、人の潜在意識、精神性ってこわいですよね。
こんな家庭は山ほどあります。
人の悩みの原因は家族の中にありますから、家族との関係性を一つずつ紐解いていくのと悩みの改善に繋がります。
