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ブログネタ:クリスマスの一番の思い出 参加中
本文はここから
7月以来、本当にお久しぶりです。
この間、いくつかのライブや音楽イベントに足を運び、
ラジオなどを通じて多くの音楽に出会いました。
そんな経験や思いをなんとかブログに書きたいと思っていたものの、
日常の忙しさであるとか疲れ、体調などで
なかなかブログに手を付けることができませんでした。
でも今年も変わらず、全ての良い思い出は音楽とともにあった気がします。
今年もクリスマスがやってきました。
クリスマスの思い出も街の美しい景色、ライトアップなどとともに
音楽が占めているような気がしてます。
お題にあるような一番を付けるのはなかなか難しいですが、
強いて言えば、20年近く前だったか、
クリスマスシーズンに銀座のプランタン近くを歩いていたところ、
誰かはわからないけれど外国の女性シンガーとゴスペルのトリオが、
アカペラでクリスマスソングを歌っているところに出くわしたこと。
最近はよくあちこちのクリスマスイベントにシンガーを読んで
クリスマスソングを歌う光景を見かけますが、
当時はまだまだそういったイベントは少なかったし、
何より不意に歌を歌っているところに出くわしたことで、
クリスマスムードが一気に高まったことを覚えてます。
(残念ながら何を歌っていたかは覚えてないですが・・・)
何年も人々に歌い継がれるクリスマススタンダードから、
今年生まれたクリスマスソングまで、
今年はそんな中から出会ったクリスマスソングを紹介します。
まず最初は新曲・・・ではないのですが、
スティーヴィー・ワンダー『想い出のクリスマス』
1967年、スティーヴィーが17歳の時にリリースされた
8枚目のオリジナルアルバムで初のクリスマスアルバム、
『想い出のクリスマス(Someday At Christmas)』のタイトル曲。
『アヴェ・マリア』『クリスマス・ソング』『リトル・ドラマー・ボーイ』といった
聖歌、クリスマススタンダードのカバーとともに、
何曲か収められているオリジナルクリスマスソングの一つで、
スティーヴィーの『太陽のあたる場所(A Place In The Sun)』など
モータウン作品のヒット曲を手掛けているロン・ミラー、ブライアン・ウェルズの作品。
①こちらがオリジナルの音源から
②一昨年2013年の冬のauのCMでこの曲が使われていましたね。
③そして、今年AppleのCMに使われたのは、
スティーヴィーが発掘した新人女性R&Bシンガー、
アンドラ・デイとのデュエットによる新録音盤です。
"Someday At Christmas" → 歌詞はこちら
>> いつかクリスマスにはいなくなるだろう
>> まるでおもちゃで遊ぶ子供みたいに爆弾を使って遊ぶ少年たちが
>> ある暖かな12月の日、ボクらの心は
>> 人々がみな自由な世界を見いだせるだろう
>> いつかクリスマスは
>> クリスマスの意義を学ぶ時、戦争がなくなるであろう
>> 生命の真の価値を見出した時
>> 地上に平和が訪れるだろう
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> いつかクリスマスには訪れるだろう
>> 飢えのない子供たちや空っぽでない手を
>> ある幸せな朝、人々は分かち合うだろう
>> お互いに労わりあう世界を
>> いつかクリスマスには悲しみの涙が消え
>> 全ての人が平等で怖れを持たなくなるだろう
>> ある輝かしい瞬間、ボクの心は走り出していく
>> 今ある世界から
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> いつかクリスマスには人は望みのため過ちを犯さないだろう
>> なぜなら君の愛がそれに勝るものだから
>> いつかボクらは新しい世界を作っていける
>> 全ての心の中に希望とともに
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> それはいつかのクリスマスにきっと
時はベトナム戦争の頃で、
この曲を書いたソングライターを始め、
多くの人たちが思い描いていた平和への願い。
本当に当たり前のことが何でできないんだろうという
もどかしい思いとともに、
今の状況では難しいことかもしれないけど、
そんな平和な時代が、いつかクリスマスプレゼントとして、
訪れるに違いないし、それを望んでいる。
クリスマスは願いをかなえる日、願いがかなう日。
そんな思いで書き、歌われた曲なんだろうって思います。
2015年、未だそんな世界が、時代が来ていないどころか、
平和とはほど遠い恐ろしい出来事が次々に起きています。
そしてそれは世界のあちこちに住む人たちの
それぞれの価値観の違いという解決の難しい理由をはらんでいるのですが、
そういった価値観の違いだけで人を傷つけあう愚かさを知り、
悲しい出来事が続いていかないことを願うばかりです。
今年新たに録音された『想い出のクリスマス』は、
Appleパソコンの新しいCMのための曲で、
PVにも使用されているCMバージョンで、
スティーヴィーがAppleパソコンで曲を作っているシーンが
盛り込まれています。
ここでデュエットしているアンドラ・デイ(Andra Day)は、
サンタモニカ出身の30歳の新人女性R&Bシンガー。
地元を中心にクラブやイベントなどで歌を歌っていたところを
スティーヴィーに見いだされ、曲作りとレコーディングを行い、
今年アルバム『Cheers To The Fall』でデビューしたばかり。
深く味わいのある声質とブルージーな曲に魅かれます。
次のグラミー賞のR&Bアルバム、R&Bソングの2部門にノミネートもされています。
さてもう一曲ですが、こちらは新曲。
メーガン・トレイナー『アイル・ビー・ホーム(I'll Be Home)』
2014年に『オール・アバウト・ザット・ベース~私のポチャティブ宣言!
(All About That Base)』の全米No.1で華々しいデビューを果たした、
「ポチャカワ歌姫」の愛称も持つルックスも人気の女性シンガーソングライター。
サンタが私に電話してきて準備はできたかって聞いてくるから、
幸せな気分で私もクリスマスに家に帰るわっていう
ハッピーなクリスマスバラード。
メーガンが作詞作曲したオリジナル曲です。
この曲は、昨年リリースされたオムニバスのクリスマスミニアルバム、
『I'll Be Home For Christmas』に収録されていて、
他に女性ボーカルグループ、フィフス・ハーモニーによる、
マライヤ・キャリーの『恋人たちのクリスマス』のカバーなど、
全7曲が収められています。
このミニアルバムのタイトル、『I'll Be Home For Christmas』ですが、
海外のクリスマススタンダードをご存知の方には、
もしかしたらこちらの曲を思い浮かべるかもしれません。
こちらは『クリスマスを我が家で(I'll Be Home For Christmas)』という曲で、
1943年にビング・クロスビーがレコーディングし、
フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーなど
多くのシンガーによってカバーされているスタンダードナンバーです。
ここではカーペンターズのものを取り上げました。
ただし、このミニアルバムにはこの『I'll Be Home For Christmas』は入ってないので、
ちょっと紛らわしいかもしれません。
こちらは第二次世界大戦中の兵士が家族など大切な人に
クリスマスには家に帰れるよ、夢の中だけかもしれないけれどという
切ない気持ちを歌ったもので、
世界観はスティーヴィーの『想い出のクリスマス』に似てるのかもしれません。
クリスマスイブを迎え、今年も残りあと1週間。
慌ただしい中にも家族とか仲間とか、
それぞれに大切な誰かのことを思いながら、
素敵なクリスマスをお過ごしください。
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ブログネタ:クリスマスの一番の思い出 参加中
本文はここから
7月以来、本当にお久しぶりです。
この間、いくつかのライブや音楽イベントに足を運び、
ラジオなどを通じて多くの音楽に出会いました。
そんな経験や思いをなんとかブログに書きたいと思っていたものの、
日常の忙しさであるとか疲れ、体調などで
なかなかブログに手を付けることができませんでした。
でも今年も変わらず、全ての良い思い出は音楽とともにあった気がします。
今年もクリスマスがやってきました。
クリスマスの思い出も街の美しい景色、ライトアップなどとともに
音楽が占めているような気がしてます。
お題にあるような一番を付けるのはなかなか難しいですが、
強いて言えば、20年近く前だったか、
クリスマスシーズンに銀座のプランタン近くを歩いていたところ、
誰かはわからないけれど外国の女性シンガーとゴスペルのトリオが、
アカペラでクリスマスソングを歌っているところに出くわしたこと。
最近はよくあちこちのクリスマスイベントにシンガーを読んで
クリスマスソングを歌う光景を見かけますが、
当時はまだまだそういったイベントは少なかったし、
何より不意に歌を歌っているところに出くわしたことで、
クリスマスムードが一気に高まったことを覚えてます。
(残念ながら何を歌っていたかは覚えてないですが・・・)
何年も人々に歌い継がれるクリスマススタンダードから、
今年生まれたクリスマスソングまで、
今年はそんな中から出会ったクリスマスソングを紹介します。
まず最初は新曲・・・ではないのですが、
スティーヴィー・ワンダー『想い出のクリスマス』
1967年、スティーヴィーが17歳の時にリリースされた
8枚目のオリジナルアルバムで初のクリスマスアルバム、
『想い出のクリスマス(Someday At Christmas)』のタイトル曲。
『アヴェ・マリア』『クリスマス・ソング』『リトル・ドラマー・ボーイ』といった
聖歌、クリスマススタンダードのカバーとともに、
何曲か収められているオリジナルクリスマスソングの一つで、
スティーヴィーの『太陽のあたる場所(A Place In The Sun)』など
モータウン作品のヒット曲を手掛けているロン・ミラー、ブライアン・ウェルズの作品。
①こちらがオリジナルの音源から
②一昨年2013年の冬のauのCMでこの曲が使われていましたね。
③そして、今年AppleのCMに使われたのは、
スティーヴィーが発掘した新人女性R&Bシンガー、
アンドラ・デイとのデュエットによる新録音盤です。
"Someday At Christmas" → 歌詞はこちら
>> いつかクリスマスにはいなくなるだろう
>> まるでおもちゃで遊ぶ子供みたいに爆弾を使って遊ぶ少年たちが
>> ある暖かな12月の日、ボクらの心は
>> 人々がみな自由な世界を見いだせるだろう
>> いつかクリスマスは
>> クリスマスの意義を学ぶ時、戦争がなくなるであろう
>> 生命の真の価値を見出した時
>> 地上に平和が訪れるだろう
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> いつかクリスマスには訪れるだろう
>> 飢えのない子供たちや空っぽでない手を
>> ある幸せな朝、人々は分かち合うだろう
>> お互いに労わりあう世界を
>> いつかクリスマスには悲しみの涙が消え
>> 全ての人が平等で怖れを持たなくなるだろう
>> ある輝かしい瞬間、ボクの心は走り出していく
>> 今ある世界から
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> いつかクリスマスには人は望みのため過ちを犯さないだろう
>> なぜなら君の愛がそれに勝るものだから
>> いつかボクらは新しい世界を作っていける
>> 全ての心の中に希望とともに
>> いつかすべてのボクらの夢がかなう日が訪れ
>> いつか人々が自由な世界になるであろう
>> それは君とボクのいる時代ではないかもしれない
>> でもそれはいつかのクリスマスにきっと
>> それはいつかのクリスマスにきっと
時はベトナム戦争の頃で、
この曲を書いたソングライターを始め、
多くの人たちが思い描いていた平和への願い。
本当に当たり前のことが何でできないんだろうという
もどかしい思いとともに、
今の状況では難しいことかもしれないけど、
そんな平和な時代が、いつかクリスマスプレゼントとして、
訪れるに違いないし、それを望んでいる。
クリスマスは願いをかなえる日、願いがかなう日。
そんな思いで書き、歌われた曲なんだろうって思います。
2015年、未だそんな世界が、時代が来ていないどころか、
平和とはほど遠い恐ろしい出来事が次々に起きています。
そしてそれは世界のあちこちに住む人たちの
それぞれの価値観の違いという解決の難しい理由をはらんでいるのですが、
そういった価値観の違いだけで人を傷つけあう愚かさを知り、
悲しい出来事が続いていかないことを願うばかりです。
今年新たに録音された『想い出のクリスマス』は、
Appleパソコンの新しいCMのための曲で、
PVにも使用されているCMバージョンで、
スティーヴィーがAppleパソコンで曲を作っているシーンが
盛り込まれています。
ここでデュエットしているアンドラ・デイ(Andra Day)は、
サンタモニカ出身の30歳の新人女性R&Bシンガー。
地元を中心にクラブやイベントなどで歌を歌っていたところを
スティーヴィーに見いだされ、曲作りとレコーディングを行い、
今年アルバム『Cheers To The Fall』でデビューしたばかり。
深く味わいのある声質とブルージーな曲に魅かれます。
次のグラミー賞のR&Bアルバム、R&Bソングの2部門にノミネートもされています。
さてもう一曲ですが、こちらは新曲。
メーガン・トレイナー『アイル・ビー・ホーム(I'll Be Home)』
2014年に『オール・アバウト・ザット・ベース~私のポチャティブ宣言!
(All About That Base)』の全米No.1で華々しいデビューを果たした、
「ポチャカワ歌姫」の愛称も持つルックスも人気の女性シンガーソングライター。
サンタが私に電話してきて準備はできたかって聞いてくるから、
幸せな気分で私もクリスマスに家に帰るわっていう
ハッピーなクリスマスバラード。
メーガンが作詞作曲したオリジナル曲です。
この曲は、昨年リリースされたオムニバスのクリスマスミニアルバム、
『I'll Be Home For Christmas』に収録されていて、
他に女性ボーカルグループ、フィフス・ハーモニーによる、
マライヤ・キャリーの『恋人たちのクリスマス』のカバーなど、
全7曲が収められています。
このミニアルバムのタイトル、『I'll Be Home For Christmas』ですが、
海外のクリスマススタンダードをご存知の方には、
もしかしたらこちらの曲を思い浮かべるかもしれません。
こちらは『クリスマスを我が家で(I'll Be Home For Christmas)』という曲で、
1943年にビング・クロスビーがレコーディングし、
フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーなど
多くのシンガーによってカバーされているスタンダードナンバーです。
ここではカーペンターズのものを取り上げました。
ただし、このミニアルバムにはこの『I'll Be Home For Christmas』は入ってないので、
ちょっと紛らわしいかもしれません。
こちらは第二次世界大戦中の兵士が家族など大切な人に
クリスマスには家に帰れるよ、夢の中だけかもしれないけれどという
切ない気持ちを歌ったもので、
世界観はスティーヴィーの『想い出のクリスマス』に似てるのかもしれません。
クリスマスイブを迎え、今年も残りあと1週間。
慌ただしい中にも家族とか仲間とか、
それぞれに大切な誰かのことを思いながら、
素敵なクリスマスをお過ごしください。
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