ここしばらく、1986年全米No.1ヒットシリーズばかり続いて、
他の曲のアップが全くできていない状況で、
大変申し訳ありません。
なかなか余裕がなくて、
この先1986年7月は、
No.1ソングが毎週変わるので、
さらに他の曲が紹介できる余裕がなくなる状況ですが、
可能な限り、間に他の曲もはさんでいきたいなとは思ってるんですが、
もうしばらくはこんな調子でやっていきそうなので、
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
さて、1986年7月第1週にはいり、
前回、1986年6月14日付から3週間No.1だった、
マドンナ「リヴ・トゥ・テル」に代わり、
1986年7月5日付でNo.1となった曲は、
ビリー・オーシャン「サッド・ソングス」
トリニダード・トバゴ出身でロンドン育ちのR&Bシンガー。
70年代にデビューヒットを放つものの、
80年代半ばまで苦労を重ね、
前回紹介した1984年11月の全米No.1ヒット、
「カリビアン・クイーン(Caribbean Queen (No More Love On The Run)」(2011.11.3)で
突然の大ブレイクを果たして以降、
コンスタントにヒット曲を連発していた彼。
前作から約2年ぶりのアルバム
「ラブ・ゾーン(Love Zone)」から、
先行して映画主題歌としてリリースされ、
全米2位を記録した、
「ゲット・タフ(When The Going Gets Tough, The Tough Get Going)」に続く
セカンドシングルで、
想いの届かない女性へ向けて歌われた
切ないラブバラードです。
①2人のビリーが登場し、心情をこめたシチュエーションの中で歌われるPV。
Billy Ocean - There'll Be Sad Songs
②発売当時のイギリスBBCの「トップ・オブ・ザ・ポップス」出演時のライブ映像。
☆Billy Ocean "There'll Be Sad Songs (To Make You Cry)"
from the album "Love Zone"
1986年Billboard Hot100 最高位1位(7/5付)
Sometimes I wonder by the look in your eyes
When I'm standing beside you
There's a fever burning deep inside
Is there another in your memory
Do you think of that someone
When you hear that special melody?
I always stop and think of you especially
When the words of a love song
Touch the very heart of me
>> 時々君の瞳を見ていると不思議に思うんだ
>> ボクが君のそばに立っているとき
>> 心の奥底深くが熱く燃え上がるのを
>> 君の記憶にだれか別の人がいるんだね
>> その人のこと考えてるんだろ?
>> 君がこの特別なメロディを聴いているときには
>> いつだってボクは立ち止まり君のこと特別なものだって感じてるんだ
>> このラブソングの言葉たちが
>> ボクの心に触れているときにはね
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
(I Love you)
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
>> (アイラブユー)
I often wonder how it could be
You loving me
Two hearts in perfect harmony
I'll count the hours until that day
A rhapsody plays
A melody for you and me
Until the moment that you give your love to me
You're the one I care for
The one that I would wait for
>> しばしばボクはどうしたものかって思うんだ
>> 君がボクのこと愛してくれて
>> 二つの心が完璧なハーモニーを作り出すかって
>> ボクはその日が来るまでずっと時間を数えていることだろう
>> ラプソディーを口づさむ
>> 君とボクのためのメロディをね
>> 君がボクに愛を与えてくれる瞬間まで
>> 君はボクがずっと気にかけている人
>> ずっと待っていたい人なんだ
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
You're my desire
You take me higher
My love is like a river running so deep
>> 君はボクの欲望
>> ボクを高めてくれる人
>> ボクの愛はとても深く流れる川のよう
I always stop and think of you especially
When the words of a love song
Touch the very heart of me
>> いつだってボクは立ち止まり君のこと特別なものだって感じてるんだ
>> このラブソングの言葉たちが
>> ボクの心に触れているときにはね
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
Sayin' I love you...
I love you
>> アイラブユーって言わせるんだよ
>> 「アイ・ラブ・ユー」
本当は彼女のことが好きなのに、
彼女のそばで歌が流れると、
そばにいる他の誰かの心に触れて、
恋に落とさせるっていう
歌っている側からするとすごく切ない、
やりきれないと思わせる
詞の内容なんですよね。
だから、ここでの「sad」は、
「悲しい」じゃなくて、
「切ない」と書いてみたのですが、
それ以上の表現しきれない感情が伴っているように感じます。
この曲の発表される前年、
マイケル・ダグラス主演で大ヒットした映画、
「ナイルの宝石(The Jewel Of The Nile)」の主題歌として、
「ゲット・タフ(When The Going Gets Tough, The Tough Get Going)」という、
タイトル通りの勇ましくも軽やかなポップソングをリリースし、
全米最高位2位の大ヒットに導き、
その中で制作されていたアルバム「ラブ・ゾーン」のリリースに先がけ、
セカンドシングルとしてリリースされたこの曲は、
バリー・イーストモンドとウェイン・ブラスウェイトのプロデュース、
そしてウェインとビリーの共作による曲で、
前作アルバム「サドゥンリー(Suddenly)」のタイトル曲でも聴かせた
切なさをもった歌声とメロディで、
彼にとって2曲目の全米No.1ヒットとなりました。
この「ラブ・ゾーン」からは、
タイトル曲が3曲目のシングルとしてTop10ヒットとなり、
さらにバラード曲、
「ラブ・イズ・フォーエヴァー(Love Is Forever)」も
最高位16位のスマッシュヒットとなっています。
それぞれが違った雰囲気をもっていて、
この曲では、Bメロからサビで転調する雰囲気が、
当時結構気に入っていました。
R&Bアルバムという雰囲気とは違う気もしますが、
彼のシンガーとしての器用さと、
その器用さを最大限生かしたソングライターたちの存在が、
彼をここまで成功に導いたのかなって思います。
1988年にも軽快なポップソング、
「明日へのハイウェイ(Get Outta My Dreams, Get Into My Car)」が
全米No.1となっており、
80年代半ばから後半にかけて、
ヒットメーカーとして活躍した彼ですが、
その後は新作リリースがなくなり、
ライブ中心に活動してきていますが、
今年4月には、
ボブ・マーリーやオーティス・レディング、フランク・シナトラなどの
カバーを中心とした新作アルバム、
「Here You Are」を配信リリースしているようです。
1986年全米No.1ヒットシリーズ、
次回は来週7月12日の予定。
ブログにも以前一度だけ登場してますが、
ブリティッシュインヴェイジョン(英国襲撃シリーズ)の一角として、
赤毛の天才ブルーアイドソウルシンガーを中心に結成された
イギリスのバンドによる、
重く湿ったメロディと歌詞でせつなく聴かせるバラードナンバーです。
Love Zone/Billy Ocean
¥706
Amazon.co.jp
他の曲のアップが全くできていない状況で、
大変申し訳ありません。
なかなか余裕がなくて、
この先1986年7月は、
No.1ソングが毎週変わるので、
さらに他の曲が紹介できる余裕がなくなる状況ですが、
可能な限り、間に他の曲もはさんでいきたいなとは思ってるんですが、
もうしばらくはこんな調子でやっていきそうなので、
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
さて、1986年7月第1週にはいり、
前回、1986年6月14日付から3週間No.1だった、
マドンナ「リヴ・トゥ・テル」に代わり、
1986年7月5日付でNo.1となった曲は、
ビリー・オーシャン「サッド・ソングス」
トリニダード・トバゴ出身でロンドン育ちのR&Bシンガー。
70年代にデビューヒットを放つものの、
80年代半ばまで苦労を重ね、
前回紹介した1984年11月の全米No.1ヒット、
「カリビアン・クイーン(Caribbean Queen (No More Love On The Run)」(2011.11.3)で
突然の大ブレイクを果たして以降、
コンスタントにヒット曲を連発していた彼。
前作から約2年ぶりのアルバム
「ラブ・ゾーン(Love Zone)」から、
先行して映画主題歌としてリリースされ、
全米2位を記録した、
「ゲット・タフ(When The Going Gets Tough, The Tough Get Going)」に続く
セカンドシングルで、
想いの届かない女性へ向けて歌われた
切ないラブバラードです。
①2人のビリーが登場し、心情をこめたシチュエーションの中で歌われるPV。
Billy Ocean - There'll Be Sad Songs
②発売当時のイギリスBBCの「トップ・オブ・ザ・ポップス」出演時のライブ映像。
☆Billy Ocean "There'll Be Sad Songs (To Make You Cry)"
from the album "Love Zone"
1986年Billboard Hot100 最高位1位(7/5付)
Sometimes I wonder by the look in your eyes
When I'm standing beside you
There's a fever burning deep inside
Is there another in your memory
Do you think of that someone
When you hear that special melody?
I always stop and think of you especially
When the words of a love song
Touch the very heart of me
>> 時々君の瞳を見ていると不思議に思うんだ
>> ボクが君のそばに立っているとき
>> 心の奥底深くが熱く燃え上がるのを
>> 君の記憶にだれか別の人がいるんだね
>> その人のこと考えてるんだろ?
>> 君がこの特別なメロディを聴いているときには
>> いつだってボクは立ち止まり君のこと特別なものだって感じてるんだ
>> このラブソングの言葉たちが
>> ボクの心に触れているときにはね
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
(I Love you)
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
>> (アイラブユー)
I often wonder how it could be
You loving me
Two hearts in perfect harmony
I'll count the hours until that day
A rhapsody plays
A melody for you and me
Until the moment that you give your love to me
You're the one I care for
The one that I would wait for
>> しばしばボクはどうしたものかって思うんだ
>> 君がボクのこと愛してくれて
>> 二つの心が完璧なハーモニーを作り出すかって
>> ボクはその日が来るまでずっと時間を数えていることだろう
>> ラプソディーを口づさむ
>> 君とボクのためのメロディをね
>> 君がボクに愛を与えてくれる瞬間まで
>> 君はボクがずっと気にかけている人
>> ずっと待っていたい人なんだ
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
You're my desire
You take me higher
My love is like a river running so deep
>> 君はボクの欲望
>> ボクを高めてくれる人
>> ボクの愛はとても深く流れる川のよう
I always stop and think of you especially
When the words of a love song
Touch the very heart of me
>> いつだってボクは立ち止まり君のこと特別なものだって感じてるんだ
>> このラブソングの言葉たちが
>> ボクの心に触れているときにはね
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
There'll be sad songs to make you cry
Love songs often do
They can touch the heart of someone new
Saying I love you
>> それは君を泣かせるせつない歌になるだろう
>> ラブソングではしばしばあることさ
>> 他の誰かの心に触れることで
>> アイラブユーって言わせるんだよ
Sayin' I love you...
I love you
>> アイラブユーって言わせるんだよ
>> 「アイ・ラブ・ユー」
本当は彼女のことが好きなのに、
彼女のそばで歌が流れると、
そばにいる他の誰かの心に触れて、
恋に落とさせるっていう
歌っている側からするとすごく切ない、
やりきれないと思わせる
詞の内容なんですよね。
だから、ここでの「sad」は、
「悲しい」じゃなくて、
「切ない」と書いてみたのですが、
それ以上の表現しきれない感情が伴っているように感じます。
この曲の発表される前年、
マイケル・ダグラス主演で大ヒットした映画、
「ナイルの宝石(The Jewel Of The Nile)」の主題歌として、
「ゲット・タフ(When The Going Gets Tough, The Tough Get Going)」という、
タイトル通りの勇ましくも軽やかなポップソングをリリースし、
全米最高位2位の大ヒットに導き、
その中で制作されていたアルバム「ラブ・ゾーン」のリリースに先がけ、
セカンドシングルとしてリリースされたこの曲は、
バリー・イーストモンドとウェイン・ブラスウェイトのプロデュース、
そしてウェインとビリーの共作による曲で、
前作アルバム「サドゥンリー(Suddenly)」のタイトル曲でも聴かせた
切なさをもった歌声とメロディで、
彼にとって2曲目の全米No.1ヒットとなりました。
この「ラブ・ゾーン」からは、
タイトル曲が3曲目のシングルとしてTop10ヒットとなり、
さらにバラード曲、
「ラブ・イズ・フォーエヴァー(Love Is Forever)」も
最高位16位のスマッシュヒットとなっています。
それぞれが違った雰囲気をもっていて、
この曲では、Bメロからサビで転調する雰囲気が、
当時結構気に入っていました。
R&Bアルバムという雰囲気とは違う気もしますが、
彼のシンガーとしての器用さと、
その器用さを最大限生かしたソングライターたちの存在が、
彼をここまで成功に導いたのかなって思います。
1988年にも軽快なポップソング、
「明日へのハイウェイ(Get Outta My Dreams, Get Into My Car)」が
全米No.1となっており、
80年代半ばから後半にかけて、
ヒットメーカーとして活躍した彼ですが、
その後は新作リリースがなくなり、
ライブ中心に活動してきていますが、
今年4月には、
ボブ・マーリーやオーティス・レディング、フランク・シナトラなどの
カバーを中心とした新作アルバム、
「Here You Are」を配信リリースしているようです。
1986年全米No.1ヒットシリーズ、
次回は来週7月12日の予定。
ブログにも以前一度だけ登場してますが、
ブリティッシュインヴェイジョン(英国襲撃シリーズ)の一角として、
赤毛の天才ブルーアイドソウルシンガーを中心に結成された
イギリスのバンドによる、
重く湿ったメロディと歌詞でせつなく聴かせるバラードナンバーです。
Love Zone/Billy Ocean
¥706
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