もうブログ始めて、4回目のクリスマスなんですね。

数あるクリスマスソングの中で、
とりわけ紹介したい曲は1年目とか2年目にだいたい紹介していて、

2009年からの12月のブログで、毎年何曲か紹介しているんですが、
古い記事のものでは、動画がなくなっているものも多いので、
また探して張り付けておかないといけないですね。

昨年は、取り上げる時間も少なかったので、
思い切りスタンダードな、
マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」でした。
(ちなみに、今年現在のBillboard Hot100で、
過去のこの曲の最高順位を大幅に更新中(12/29現在で25位))


今日ちょっと雰囲気を味わおうと、
六本木の東京ミッドタウンに出たのですが、

こんな日に来るんじゃなかったというくらい、
イルミネーション行列ができてまして、

そして、当然のように、
クリスマススポットに、あるいは家路に着こうという、
大渋滞の車のランプの列が、
クリスマスイルミネーションとマッチしていて、
みんな車の中で何してるんだろなと思いながら見てました。

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-ミッドタウン2

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-ミッドタウン3

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-ミッドタウン4


家路に向かおうという車のライトの列は、
どのタイミングで見ていても、
ああ、大変そうだなと思いつつ、
何だかいいなとも思える光景なんです。


12月上旬に行った大阪のホテルから

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-大阪港


つい数日前の横浜ランドマークタワーの上から

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-みなとみらい1

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-みなとみらい2


もともと今年のクリスマスには、この曲を取り上げようと思ってましたが、
今日の渋滞の列を眺めながら、ますますその雰囲気になっていました。


クリス・レア「ドライヴィング・フォー・クリスマス」

邦題だと「ホーム」が抜けて、中途半端な感じですが・・・


1988年のクリスマスシーズンにシングルリリースされた、
オリジナルアルバム未収録のナンバーで、

クリスマスに愛しい人の待つ家へ車を走らせているときの気持ちを
軽快なピアノ&ギターサウンドとともに歌ったクリスマスソングです。




☆Chris Rea "Driving Home For Christmas"


Driving home for Christmas
Oh, I can't wait to see those faces
I'm driving home for Christmas, yea
Well I'm moving down that line
And it's been so long
But I will be there
I sing this song
To pass the time away
Driving in my car
Driving home for Christmas

>> クリスマスだから家に車を走らせている
>> ああ、みんなの顔が見たくて待ちきれないよ
>> オレはクリスマスのために家まで車で向かっているのさ
>> そうさ、この道をずっと進んでいるんだよ
>> 懐かしいな
>> でももうすぐ着くからな
>> この歌を歌いながら
>> 時間が過ぎていくんだ
>> オレの車を走らせている
>> クリスマスだから家まで車を走らせているんだ

It's gonna take some time
But I'll get there
Top to toe in tail-lights
Oh, I got red lights on the run
But soon there'll be a freeway
Get my feet on holy ground

>> まだ時間はかかるだろうけど
>> じきにそこに着くから
>> 先頭から後ろまで渋滞の車のライトで
>> ああ、まるで真っ赤なクリスマスライトの中にいるようさ
>> でもじきにそこはフリーウェイになって
>> 聖なる大地へ足を踏み入れるんだ

So I sing for you
Though you can't hear me
When I get through
And feel you near me
I am driving home for Christmas
Driving home for Christmas
With a thousand memories

>> そうさオレは君のために歌っているんだ
>> たとえ今は君には聞こえなくたって
>> そこに向かっている間ずっと
>> 君を感じていられるんだよ
>> オレはクリスマスのために家まで車で向かっているんだ
>> クリスマスだから車を走らせているんだ
>> あふれる思い出とともに

I take look at the driver next to me
He's just the same
Just the same

>> オレの隣の車のドライバーを覗いたら
>> やつもオレと同じだったよ
>> 全く同じだったよ

Top to toe in tail-lights
Oh, I got red lights on the run
I'm driving home for Christmas, yea
Get my feet on holy ground
So I sing for you
Though you can't hear me
When I get trough
And feel you near me
Driving in my car
Driving home for Christmas
Driving home for Christmas
With a thousand memories

>> 先頭から後ろまで渋滞の車のライトで
>> ああ、まるで真っ赤なクリスマスライトの中にいるようさ
>> オレはクリスマスのために家まで車で向かっているのさ
>> 聖なる大地へ足を踏み入れるんだ
>> そうさオレは君のために歌っているんだ
>> たとえ今は君には聞こえなくたって
>> そこに向かっている間ずっと
>> 君を感じていられるんだよ
>> オレの車を走らせている
>> クリスマスのために家まで車で向かっているんだ
>> クリスマスだから車を走らせているんだ
>> あふれる思い出とともに


きらびやかでハッピーなクリスマスソングでもなく、
せつなく悲しいクリスマスソングでもない、

淡々と、でも幸せの情景の描かれた、
この季節に聴いていて、一番なごむクリスマスソングが、
これなんじゃないかなと思います。

この曲はロンドンで仕事中だったクリス・レアを、
妻のジョアンが、二人の家のある故郷ミドルズブラへ連れて帰るのに、
自宅から運転してきたローバーミニに乗せて、
渋滞の中を家に戻ろうとしていた時に思いついた、
クリスマス・キャロルのような歌なんだと語っています。


1951年、イギリス・ミドルズブラ生まれのクリス・レアは、
1978年のデビュー時に、「フール(Fool (If You Think It's Over))」が
全米で12位を記録するなど、当初はアメリカで人気があったものの、
その後、ヨーロッパ、イギリスでの活動が中心となり、

「ハートビート(Heartbeat)」や、
AORの名曲として知られる「オン・ザ・ビーチ(On The Beach)」などの
ヒット曲で知られています。

アルバムも、1989年の「ロード・トゥ・ヘル(Road To Hell)」や、
1991年の「オーベルジュ(Auberge)」がともにイギリスでNo.1、
アメリカでもTop10入りする成功を収めています。

一時体調を崩し、引退状態にあったものの、
現在は復帰して、昨年もアルバムをリリース。
ツアーも含めて、順調に活動を続けています。


2012年のクリスマス。

あなたは、いい時間を過ごせていますか?


東京ミッドタウンのクリスマス

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-ミッドタウン5

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-ミッドタウン1


大阪、新梅田シティのドイツのクリスマスマーケット

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-大阪


横浜みなとみらいの全館ライトアップ(12/21)と、
ランドマークタワーのユーミンのクリスマスツリー

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-みなとみらい5

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-みなとみらい3

$星に手をさしのべて~僕のMusic Life-みなとみらい4


Merry Christmas!!



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