8月もいよいよ終わりに近づき、
学生さんは夏休みが終わりなのかな?
もう少しあるのかな?
まだ残暑も考えられる一方、
台風の接近で一気に涼しくなるかもしれない、
いずれにしても夏が終わろうとしているこの時期。
さて、夏の終わりのスウィートラブバラード集も第3弾。
今回は、まさに夏の終わりの海辺がイメージされる穏やかな曲で、
ちょうど今から31年前、1980年の8月30日に全米No.1となった、
大ヒットラブバラードです。
クリストファー・クロス「セイリング」
彼はブログには3度目の登場になりますね。
「風立ちぬ(Ride Like The Wind)」(2010.11.7)
「オールライト(All Right)」(2011.5.1)
この最初に紹介した「風立ちぬ」が、
アメリカでのデビューシングルでの、
いきなりの最高位2位の大ヒットに輝いたのに続き、
同じ1979年のデビューアルバム「南から来た男(Christopher Cross)」からの
セカンドシングルとして、1980年の夏にリリースされ、
まさに夏にどんぴしゃという形で大きなヒットを記録し、
夏の終わりに見事全米No.1にまで到達しました。
ギター、ピアノ、シンセ、ドラムスのおりなす、
緩やかで穏やかな波をイメージさせるラブバラードです。
①オリジナル音源は、海岸付近をイメージしたアート画像と共に
動画としてアップされていました。
もちろん、本人はでてきません。
②デビュー当時、1980年のライブから。
前回「オールライト」のときもそうでしたが、
あの声との容姿のギャップといわれてましたが、
今改めてみて、そんなにすごかったかという感じではあるんですよね。
ただし、このステージでこの歌を歌うのに、
このスポーツトレーナーはないだろうという衣装です(;^_^A
③そして、これもよく登場している、近年のライブから。
むしろ最近のほうが、ますますごついおじさん度がアップしてます(^o^;)
この曲は比較的高音が少ない曲なので、
50歳を過ぎた今でも穏やかに聴くことのできるボーカルです。
☆Christopher Cross "Sailing" from the album "Christopher Cross"
1980年Billboard Hot100 最高位1位(8/30付)
Well, it's not far down to paradise
At least it's not for me
And if the wind is right you can sail away
Find tranquility
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
Be with me
>> さあ、パラダイスまではそう遠くない
>> 少なくともボクにとってはね
>> もし風向きがよければ、君はその方向へ舟をこいでいけるんだ
>> 静けさに身を任せて
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> ボクについてきて
It's not far to never never land
No reason to pretend
And if the wind is right you can find the joy
Of innocence again
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
You'll be with me
>> 夢の国まではそう遠くないさ
>> 見せ掛けなんかいらないだろ
>> もし風向きがよければ、君は喜びを見出せるんだ
>> あの無邪気だった昔のように
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> 君はボクについてくるんだ
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
Fantasy
It gets the best of me
When I'm sailing
All caught up in the reverie
Every word is a symphony
Won't you believe me
>> ファンタジー
>> ボクを最高の気分にしてくれる
>> ボクが航海をしているときはね
>> この幻想曲に包まれていると
>> すべての言葉は交響曲になっていく
>> ボクのこと信じられるかい
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
Well, it's not far back to sanity
At least it's not for me
And when the wind is right you can sail away
Find serenity
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
Then you'll believe me
>> そして・・・夢から覚めることもそう難しくはない
>> 少なくともボクにとってはね
>> もし風向きがよければ、君はその方向へ舟をこいでいけるんだ
>> 安らぎに身を任せて
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> ボクについてきて
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
彼については、過去2回のブログで大方の説明もしていますが、
彼は1979年のデビューアルバム「南から来た男」が、
関係者の間で話題となり、
このアルバムから、翌1980年春にリリースしたファーストシングル、
「風立ちぬ」が大ヒット。
この曲が比較的メリハリがはっきりしたロックサウンドで、
バックにマイケル・マクドナルドのボーカルが入り、
エリック・ジョンソンやマイケル・オマーティアンなど、
名うてのメンバーによって作られたものでした。
そのセカンドシングルとして、
今回は自らのボーカルをメインに聞かせるナンバーである、
この曲を選んだのでした。
ハイトーンボイスといわれる彼の声ですが、
この曲に関していうと、やたら高い声というよりは、
澄んだやさしいひずみのない声で、
安心して聴ける中音域のメロディラインで書かれていることが、
彼の声をイメージ付けるきっかけとなったのだと思います。
この曲は、まさに31年前の今日、1週のみですが全米No.1になっており、
さらに翌年のグラミー賞で、この曲が最優秀レコード賞を受賞するなど、
新人ながらいきなり5部門も受賞してしまうのです。
(追記)
今週末、9月3日(土)24:00~27:00のラジオ日本、
「全米Top40 The 80's」では、
この1980年8月30日付の放送が流れる予定です。
(東京、神奈川、千葉、埼玉であれば、
radiko.jpでPCから聴くことも可能ですよ)
いってみれば、この曲が、
これまでコンサートもさほど行われていなかった彼が、
表舞台に立つきっかけになった曲ともいえるのです。
もっとも、日本では80年の11月に初来日公演を行っていて、
アメリカ国内よりもむしろ早いうちから、
彼のルックスも知られることになったのですよね^^;
このアルバムがあまりにもセンセーショナルに売れすぎ、
さらに「ミスター・アーサー」の映画主題歌である、
「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur's Theme)」も
全米No.1になってしまったことで、
かえって、音楽業界の中ではよかったのか悪かったのか、
セカンドアルバムの「アナザー・ペイジ(Another Page)」が、
そこそこの売り上げにとどまったのを最後に、
音楽的には、自らの世界観を重視したものにまっしぐらとなり、
結果としてセールスはほとんど伸びなくなってしまいました。
しかし、この「セイリング」は、スタンダードナンバーとして、
イン・シンクやクリス・ブラウンなどにもカバーされるなど、
現在でもなお、80年代西海岸サウンドの象徴として、
親しまれている一曲になっています。
80'sコンピレーションもののCDにも、欠かせない一曲ですね。
「セイリング」というと、
もう少し古い洋楽ファンの人は、
ロッド・スチュワートの「セイリング(Sailing)」の方を、
思い出すと思います。
あちらの曲の場合は、あまり夏に限定されない、
力強いスタンダードバラードという感じなのですよね。
この曲もいずれ取り上げられたらと思います。
さて、夏の終わり、
この曲にぴったりの海の風景を求めて、出かけたまではよかったのですが、
折からの台風や低気圧の影響なのか、
今年の8月の終わりの海は荒れ気味で、空も雲が多く、
むしろ、ビーチボーイズの世界でした。
せっかく写真もとったのですが、
ここは去年も使った逗子と鎌倉の画像の使いまわしで・・・
ごめんなさい。
さて、夏の終わりのバラードシリーズも、
9月にはいるのでそろそろ・・・と思ってたのですが、
まだ紹介したい曲がいくつかあるので、
9月1日の「'84 US No.1」の曲紹介を一回はさんで、
また次々回に、別の一曲を持って期待と思います。
南から来た男/クリストファー・クロス
¥1,800
Amazon.co.jp
学生さんは夏休みが終わりなのかな?
もう少しあるのかな?
まだ残暑も考えられる一方、
台風の接近で一気に涼しくなるかもしれない、
いずれにしても夏が終わろうとしているこの時期。
さて、夏の終わりのスウィートラブバラード集も第3弾。
今回は、まさに夏の終わりの海辺がイメージされる穏やかな曲で、
ちょうど今から31年前、1980年の8月30日に全米No.1となった、
大ヒットラブバラードです。
クリストファー・クロス「セイリング」
彼はブログには3度目の登場になりますね。
「風立ちぬ(Ride Like The Wind)」(2010.11.7)
「オールライト(All Right)」(2011.5.1)
この最初に紹介した「風立ちぬ」が、
アメリカでのデビューシングルでの、
いきなりの最高位2位の大ヒットに輝いたのに続き、
同じ1979年のデビューアルバム「南から来た男(Christopher Cross)」からの
セカンドシングルとして、1980年の夏にリリースされ、
まさに夏にどんぴしゃという形で大きなヒットを記録し、
夏の終わりに見事全米No.1にまで到達しました。
ギター、ピアノ、シンセ、ドラムスのおりなす、
緩やかで穏やかな波をイメージさせるラブバラードです。
①オリジナル音源は、海岸付近をイメージしたアート画像と共に
動画としてアップされていました。
もちろん、本人はでてきません。
②デビュー当時、1980年のライブから。
前回「オールライト」のときもそうでしたが、
あの声との容姿のギャップといわれてましたが、
今改めてみて、そんなにすごかったかという感じではあるんですよね。
ただし、このステージでこの歌を歌うのに、
このスポーツトレーナーはないだろうという衣装です(;^_^A
③そして、これもよく登場している、近年のライブから。
むしろ最近のほうが、ますますごついおじさん度がアップしてます(^o^;)
この曲は比較的高音が少ない曲なので、
50歳を過ぎた今でも穏やかに聴くことのできるボーカルです。
☆Christopher Cross "Sailing" from the album "Christopher Cross"
1980年Billboard Hot100 最高位1位(8/30付)
Well, it's not far down to paradise
At least it's not for me
And if the wind is right you can sail away
Find tranquility
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
Be with me
>> さあ、パラダイスまではそう遠くない
>> 少なくともボクにとってはね
>> もし風向きがよければ、君はその方向へ舟をこいでいけるんだ
>> 静けさに身を任せて
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> ボクについてきて
It's not far to never never land
No reason to pretend
And if the wind is right you can find the joy
Of innocence again
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
You'll be with me
>> 夢の国まではそう遠くないさ
>> 見せ掛けなんかいらないだろ
>> もし風向きがよければ、君は喜びを見出せるんだ
>> あの無邪気だった昔のように
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> 君はボクについてくるんだ
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
Fantasy
It gets the best of me
When I'm sailing
All caught up in the reverie
Every word is a symphony
Won't you believe me
>> ファンタジー
>> ボクを最高の気分にしてくれる
>> ボクが航海をしているときはね
>> この幻想曲に包まれていると
>> すべての言葉は交響曲になっていく
>> ボクのこと信じられるかい
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
Well, it's not far back to sanity
At least it's not for me
And when the wind is right you can sail away
Find serenity
Oh, the canvas can do miracles
Just you wait and see
Then you'll believe me
>> そして・・・夢から覚めることもそう難しくはない
>> 少なくともボクにとってはね
>> もし風向きがよければ、君はその方向へ舟をこいでいけるんだ
>> 安らぎに身を任せて
>> ああ、このキャンバスが奇跡を起こすんだ
>> だからじっと待ってよく見て
>> ボクについてきて
Sailing
Takes me away
To where I've always heard it could be
Just a dream and the wind to carry me
And soon I will be free
>> 航海
>> ボクを連れて行く
>> そんな御伽噺のように聞かされていた場所へと
>> そんな夢とボクを運んでくれる風が
>> すぐにボクを自由にしてくれるんだ
彼については、過去2回のブログで大方の説明もしていますが、
彼は1979年のデビューアルバム「南から来た男」が、
関係者の間で話題となり、
このアルバムから、翌1980年春にリリースしたファーストシングル、
「風立ちぬ」が大ヒット。
この曲が比較的メリハリがはっきりしたロックサウンドで、
バックにマイケル・マクドナルドのボーカルが入り、
エリック・ジョンソンやマイケル・オマーティアンなど、
名うてのメンバーによって作られたものでした。
そのセカンドシングルとして、
今回は自らのボーカルをメインに聞かせるナンバーである、
この曲を選んだのでした。
ハイトーンボイスといわれる彼の声ですが、
この曲に関していうと、やたら高い声というよりは、
澄んだやさしいひずみのない声で、
安心して聴ける中音域のメロディラインで書かれていることが、
彼の声をイメージ付けるきっかけとなったのだと思います。
この曲は、まさに31年前の今日、1週のみですが全米No.1になっており、
さらに翌年のグラミー賞で、この曲が最優秀レコード賞を受賞するなど、
新人ながらいきなり5部門も受賞してしまうのです。
(追記)
今週末、9月3日(土)24:00~27:00のラジオ日本、
「全米Top40 The 80's」では、
この1980年8月30日付の放送が流れる予定です。
(東京、神奈川、千葉、埼玉であれば、
radiko.jpでPCから聴くことも可能ですよ)
いってみれば、この曲が、
これまでコンサートもさほど行われていなかった彼が、
表舞台に立つきっかけになった曲ともいえるのです。
もっとも、日本では80年の11月に初来日公演を行っていて、
アメリカ国内よりもむしろ早いうちから、
彼のルックスも知られることになったのですよね^^;
このアルバムがあまりにもセンセーショナルに売れすぎ、
さらに「ミスター・アーサー」の映画主題歌である、
「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur's Theme)」も
全米No.1になってしまったことで、
かえって、音楽業界の中ではよかったのか悪かったのか、
セカンドアルバムの「アナザー・ペイジ(Another Page)」が、
そこそこの売り上げにとどまったのを最後に、
音楽的には、自らの世界観を重視したものにまっしぐらとなり、
結果としてセールスはほとんど伸びなくなってしまいました。
しかし、この「セイリング」は、スタンダードナンバーとして、
イン・シンクやクリス・ブラウンなどにもカバーされるなど、
現在でもなお、80年代西海岸サウンドの象徴として、
親しまれている一曲になっています。
80'sコンピレーションもののCDにも、欠かせない一曲ですね。
「セイリング」というと、
もう少し古い洋楽ファンの人は、
ロッド・スチュワートの「セイリング(Sailing)」の方を、
思い出すと思います。
あちらの曲の場合は、あまり夏に限定されない、
力強いスタンダードバラードという感じなのですよね。
この曲もいずれ取り上げられたらと思います。
さて、夏の終わり、
この曲にぴったりの海の風景を求めて、出かけたまではよかったのですが、
折からの台風や低気圧の影響なのか、
今年の8月の終わりの海は荒れ気味で、空も雲が多く、
むしろ、ビーチボーイズの世界でした。
せっかく写真もとったのですが、
ここは去年も使った逗子と鎌倉の画像の使いまわしで・・・
ごめんなさい。
さて、夏の終わりのバラードシリーズも、
9月にはいるのでそろそろ・・・と思ってたのですが、
まだ紹介したい曲がいくつかあるので、
9月1日の「'84 US No.1」の曲紹介を一回はさんで、
また次々回に、別の一曲を持って期待と思います。
南から来た男/クリストファー・クロス
¥1,800
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