自分も40代後半なのだから、
自分が昔から聴いてきたミュージシャンたちがみんな歳をとって、
今まで通りの活動が難しくなっていくのは当然だし、仕方ないことですけど…。

ここ数年、そんな人たちの他界報道を聴くたび、寂しい思いをしています。


先日も、大きなニュースになった、加藤和彦氏の件。


クリエイターとして素晴らしい才能を持っている上、
いろんなミュージシャンのそばに、必ず一度はこの人の名前がありました。

ユーミンであるとか、泉谷しげるであるとか、
最近だと、サディスティック・ミカバンドの再結成でボーカルになった
木村カエラだとか。

それゆえ、老いがもたらす、今までどおりにいかなくなることに、
納得いかなかったのかな。

3度の結婚をされて、今は独り身でもあったわけだし。


そんな悲しい彼の思いが、この曲に詰められている気がしてなりません。




わりと、最近の映像だと思います。
最近、「和幸(かずこう)」としてユニットも組んだ、
アルフィーの坂崎幸之助さんや、泉谷しげる、山本潤子(HI-FI-SET)、
尾崎亜美。
バックのギターに、小原礼の姿も見えます。

こんな仲間たちに囲まれても、なおぬぐい切れなかった創作への思い。


加藤和彦氏のご冥福をお祈りいたします。