Toshiki Kadomastu Performance2022

THE DANCE OF LIFE

 

梅雨は空けましたが既に夏至は過ぎ去り、プロの夏好きとしては厳しい残暑程度の今日この頃です。「夏は夏至まで・・」師の名言です。

 

中野サンプラザ2daysの2日目に行ってきました。直後にレポートを上げなければと思いつつ・・・もうツアー終わってしまいました。。

色々な方がいろいろなSNSで発信していますので、詳しくはそちらをご覧になってください。当方はちょっと違った、どちらかというとマニアックな目線でのレポートですので、ご興味ない方は読み飛ばして頂いて構いません(笑)

 

まず、以前にも書きましたが我がバンドのメンバー半数以上が前期高齢者。サンデー毎日の方々も数多く・・・・。

こんなアナログ世代に、配信なんかで音楽が受け取れるはずがない!

未だに我々は、音源の共有はCD。コンパクトディスクですよ!下手すればMD(笑)

つまり、今般の師の先行配信、全く予習が出来ていません。

この配信中心のライブだったら、つまんねぇ~だろうなと思いつつ、足の重い会場への道のりでした。

ちなみに最近の車にはCDがついていないということを初めて知りました。部下に

「車で音楽をどうやって聴いているのか?」

と説いたところ、怪訝そうな顔をして

「bluetoothです」

と答えてきた。

「あ~、俺はダイ・ハードの1作目が好きだなぁ~」

と答えたのですが、何の反応もなくさらにも増した怪訝そうな顔・・・。

 

<セットリスト>

今回の座席は2階の6列目。久々の2階席。中野は2階席用のスピーカーがあるので音圧の物足らなさはあまり感じません。ステージ全体を俯瞰できるのでたまには2階席もいいもんですな。

ほどなくして暗転。1曲目のイントロが流れてきてメンバー・師が登場。

「あぁ~ニューアルバムの曲か・・・・・」

と落ち込んだのもつかの間、

「ん?なんか聴いたことあるぞ・・・」

と地獄に仏の瞬間。

この時は何の曲だったのかが思い出せなかったのですが、家に帰って調べてみると、カバーであることが判明。

 

 

 

曲後半の山本真央樹ドラムの炸裂は見事でしたね!

 

今回どちらかというと80年代角松サウンドが炸裂という印象でした。私にとって初めての師のライブはLegacy of youの横浜アリーナでしたが、つまりは、After 5 CrashやTouch and Goはオンタイムでは聴けていなかったんですよね。最近、懐かしい曲をライブで聴けるようになって嬉しい限りなのですが、その中でも私にとっては初めてのライブ演奏ではないかという曲がいくつか・・・・。

Let us step into the funky light~

I never touch I nevvr touch you again~

とかね。

スクラッチにダンサーという往年の角松ライブを髣髴するセットリストでした。

盛り上がったね!

 

<ドラムセッティング>

今回の山本真央樹のドラムセッティング、いつもと違うのが2バスでした。いつもか小気味よいツインペダルだったのですがめずらしいですな。なんかあったか??2バスながら小計の2タム2フロアのセッティング。それにしてもあの手首の柔らかさとしなやかさは見事。

 

今回もYAMAHA DTX-MULTI 12の電子ドラムをパーカッション的に使用。

 

SEA IS A LADY 2017のツアーの時はSIMMONSの音を(懐かしい・・・)再現していた場面が多かったのですが、今回は・・・叩いているところは見えるもどんな音なのかが聞き取れなかった・・・。これ、欲しいんですよね。このコンパクトサイズでこの値段。プロの仕様にも耐えられる電子楽器。昔では考えられない!

 

<ギター>

今回、師が使用したギターは2本

Gibson Gold Top P90 

 

そして初めてみるストラト!

ネットで検索しても新たなストラトを買った形跡はなく、でも見たことはなく・・・恐らく初お披露目ではと推測します。2階席だったので細かなところは見えないのですが、

▪SSSのオーソドックスなピックアップにシェイプ

▪色は何と言えばいいのか、白に近いラムネ色・・・ティファニーブルーよりもかなり白に近い!

オーダーなのか吊るしなのかは不明!師のオーダーは割と高い確率でハンバッカーが入るのでもしかしたらFenderの吊るしなのかもしれない。と言ってもオールドビンテージか?でもあの色のビンテージはないな。

イメージはこんな感じです↓

 

 

そして、ステージではアンプを使わなくなって久しいですね。SEA IS A LADYのツアーからアンプを置かず、フラクタルAXE-FXⅡを介したライン接続となり、むしろ音の幅が広がった感があります。

 

今回、P90で、フロントピックアップの籠ったあの音と共に、リアピックアップでのシングルコイル系の音でのカッティングも披露し、フラクタルの威力全開でしたね。

そういえば最近、レスポールのサンバーストをお見掛けしないですね。ほぼP90のみ。

 

9月には師の新しい試みが既に発表されておりその前哨戦的なツアー。懐かしい曲も聞けたお腹いっぱいの週末でした。