こんにちは。みゆうです。


先週末に友達の実家があるルセという街に行ってきました。下の写真の川の向こうはルーマニアです。島国日本の出身としてはこんなにすぐそこに外国があるなんて新鮮でワクワクしました。


2泊3日他の友達も一緒にルセ出身の子の実家になにからなにまでお世話になってとても楽しかったー

4月の試験期間がうまく組み合えばまた行きたいです



さて、今日は前回と前々回の続き、旅の最終目的地ギリシャのサントリーニ島について書こうと思います。



アテネ国際空港から55分のフライトを経て、サントリーニ島のティラ空港に到着。下調べして行ったのですがいかんせんオフシーズンということで人もバスも少なく、案内も古い張り紙が1枚貼ってあるだけで頼りない感じ。



他の観光客と同じく空港出てすぐのバスのマークを信じて待つこと約20分、ホテルのあるティラ地区までのバスに乗ることができました。

バスを待っていた人もみんな私と同じようにキョロキョロして不安げだったので一安心。



オフシーズン!お店が全然開いていない!!とお腹を空かせたまま街をうろうろしていたらアジアっぽい料理とギロピタのファストフードっぽいお店が開いているのを見つけてこの日の夜ご飯に。

日本語喋ってないのに受付のお兄さんがアリガトって言ってくれて驚きました。なんで日本人だって分かったのかな〜、さすが世界的観光地でビジネスするだけの観察眼。



2日目はティラ地区の探索。本当に全く誰にも遭遇しないので映り込みを気にせず思う存分綺麗な写真が撮れます。



ポートの方に降りて行こうとしたのですがケーブルカー運行の頻度が少なすぎたので歩くことに。長い長い階段を降りて行くのですがロバの糞が至る所に落ちているので注意です。


結局帰りも歩かざるをえないことになってヘトヘトになりながら歩いていると、ドイツから来たという写真家のおじさんとすれ違いちょっとお喋り。大学生ですがギャップイヤーを取って最近は写真家としての活動をメインにしているそう。海外の学生の自由さを感じました。(いいなー(T-T)



一緒になんちゃってアジアファストフードレストランでお寿司を食べたりもしました。お味はまあまあ。お隣のスペイン人観光客の家族ともお話できて楽しかったです。



夕方は夕焼けを見に行くことに。

色々なところに「夕焼けはイアが綺麗」と書かれていたのですが、イアには次の日行く予定だったのでこの日はティラからの夕焼けを撮影。後々知ることになるのですがこの時期は太陽の方角の関係でティラからの方が日没が綺麗に見えるそうで、たまたまラッキー。


夕焼けの後は綺麗な夜景が見えるスポットを探すために街を散策していると、「サントリーニは階段が沢山あって大変だよなぁ」と地元住民のおじさんが話しかけてくれました。夜景が綺麗な場所を探してるんだと言うと「ついてきな!」と案内してくれました。(超余談ですが、おじさんは最初私の英語のアクセントからアメリカ人だと思ったそうです。私は出身を判断するのに見た目が1番の判断基準になりますが、確かにアメリカって黒人も白人もアジア人もアメリカ人だよな.....と改めて自分の偏見に気付かされました)



閉まっているホテルやレストランのチェーンや塀をどんどん飛び越えて案内してくれた場所からの夜景とても綺麗でした。

「この時期のサントリーニはシーズン中と比べると全然綺麗じゃないから今度はもっと綺麗な時期に来なよ」だそうですが、私はこの閑散とした静かなサントリーニ好きだけどなぁ



「良かったらサントリーニのワイン一緒に飲もうぜ」とお誘い頂いたので(多分)唯一空いていたレストランへ夜ご飯を食べに。ホームメイドワインは今まで飲んだ中で本当にいちばん美味しいワインで感動しました。お魚のお料理は目の前でウェイターさんが切り開いてくれて出来たてを頂けました。癖がなく、海外でよくある濃い味付けも無かったので大満足でした。Lithos restaurant 是非行ってみてください。



2日目はホテルの朝食を頂いてからイア地区を目指します。景色を見ながら豪華で美味しい朝食でセレブ気分です。



バスで行こうとしていたのですが、前日会った大学生写真家おじさんにティラからイアまで2時間くらいでハイキングできるしこの時期は歩いていても辛くない気候だから絶対行った方がいいよとオススメしてもらったので歩くことに。


帰りはとても疲れていたのでバスを使いましたが、結論ティラからイアまでのハイキングはめちゃくちゃ楽しかったです。全く誰にも会わず思う存分写真を撮り自然を感じて最高な体験ができました。



イア地区ではこの景色!天候にも恵まれて ''ザ・サントリーニ''な景色が見られました。

相変わらずお土産やさんもレストランもほとんど空いていませんでしたがティラよりは観光客がいてほんのちょっと賑やかでした。


最終日は12時にホテルをチェックアウトしてから飛行機までの時間お土産屋さんがあれば寄りたいなと思いつつ、バス乗り場までスーツケースを抱えて歩きます。道がかなりでこぼこで階段が多いのでとても体力をつかいました。



脇道に開いているお土産屋さんを見つけたのでふらふら店内を見ていると、どこからか猫ちゃんが。

アテネの猫はツンツンでしたがこの子は膝に乗ってきてふみふみしたりゴロゴロしたりのデレデレだったので、可愛すぎて思わず長時間お土産屋さんの前に居座ってしまいました。



濃かった2泊3日のサントリーニ島滞在も終わってしまい、全部に後ろ髪を引かれながらアテネまで帰ります。帰りの日程は飛行機の関係でアテネとソフィアにそれぞれ1日ずつ滞在しました。


今回の旅を総括すると、見たかった景色を見たり、やりたかったことをやったりしたことももちろん良かったのですがなによりも2カ国3都市を1人で生き抜いたということがすごく自分の自信になりました。知らない土地、知らない言葉、知らない食べ物、とりあえずなんでもやってみることで得られることって多いですね。せっかく一人旅してるのにウザイなーと思って1人行動を徹底していたら、アテネで良いレストランには出会えなかったし、サントリーニのワインを飲むことも出来なかったのだと思うと、色々恐れず行動してみてよかったなと思います。(知らない人には気をつけようは原則です!)


留学生活も残り約2ヶ月にはなりましたが、ブルガリア ヴァルナでなんとか生き抜きたいと思います。


では、またにっこり