土御門の家に集まったその翌日、舞夏の案内の下にとある養護施設に上条達は訪れた。
「結構デカイとこなんだな、この養護施設って。」
養護施設という割には、普通の小学校くらいあり、それだけあってここに通う児童もそうとうなものである。
「こっちだぞー。」
舞夏に案内されて入った教室、ちなみに舞夏の友人達として上条達はこの施設の入室許可を正式に持っている。
そして案内された教室には普通の学校生活の様子にしか見えなかったが、一際目立っているのが例の少年である。
大人しくしているから目立たないわけではない、逆に近寄り難い空気を放っているためどうしても振り向いてしまうものなのだ。
「よ、よう、え~と…」
(ここでどうした?とか大丈夫か?とかっておかしいよな…事情が分かりきってんだし)
しばらく考えた後上条は少し笑みを浮かべて少年に手を差し伸べるように問い掛けた。
「なぁ?お前のその病気、俺と一緒に倒さねぇか?」
上条のその一言で周りの空気が変わった気がした、少年の表情にすこし光が掛かる感じがした。
「倒すって…どうやって?」
「それはこれから考えて行けばいいさ、心配すんな、お前は絶対に死なない、俺が保証する。」
上条は少年の頭を撫でて、微笑みかけて安心させる、少年にも僅かだが明るい表情が戻ってくる。
「にゃ~、何の根拠も無しに一体どこからそんな自信が出たんだカミやん?」
昼休み、舞夏に食堂で待機しろと言われた為、今は2人で待機していた。
「いや、根拠が無いわけじゃ無いさ、もしかしたら俺の予想では、あの子は病気になんかかかってないし、死ぬこともない。」
「なん…?」
「それは土御門、お前も薄々分かってたんじゃないのか?」
確信を突くように上条は土御門に告げる。
土御門もニヤリと笑みを浮かべると口を開き話し始めた。
「俺としたことが…全く、カミやんも慣れっこってわけか、しょうがない、話してやるぜよ、確かにカミやんの読み通り少年が死ぬことはない、これは裏で手に入れた資料をコピーしたものぜよ。」
土御門は一枚の小さな紙を拡げ始めた、どんだけ綺麗に折っていたのか、開くとA4サイズの一枚のプリントになった。
そこには少年の診断結果と追加事項が書かれていた。
『診断結果・良好、未来予想LEVEL結果4、なお3以上の中でも良質な人間は実験に利用するものとする。』
上条は絶句した、何故再びLEVELに関する実験が行われようとしているのか?
何故積みもないまだ幼い少年を躊躇いもなく犠牲に出来るのか?
「ふざけんじゃねぇぞ!こんな実験なんて、人を犠牲にする実験なんてやっちゃいけないことが何でわかんねぇんだコイツらは!?」
上条の怒りの声が食堂に鳴り響いた、辺りは誰もいないし広いので後に残るのは静けさだけだった。
(…まて、未来予想だと?何でその人がLEVEL4になるって分かるんだ?そもそも一方通行とぶつかった時も…研究者は最初から分かってるのか?誰がどんなLEVELでどんな能力を使えるようになるのか…)
上条は黙ったままだが、頭の中では激しい疑問のぶつかりあいをしている。
「土御門…ちょっと手伝え」
上条はニヤリと笑みを浮かべた。
「にゃ~カミやん、なんで俺等がバンドなんかするんだにゃ~?」
「せやでカミやん、僕らにギター持たせて…」
まぁまぁと言って上条は楽譜を取り出し見せる。
「青髪、ちょっと先生に頼んでこれ等を調達してきてくれ。」
「なっ、カミやん僕だけパシらすとか!?」
いいから…と言って青髪ピアスを外に出すと上条は土御門に今回の目的を話始めた。
「土御門、よくテレビで音楽が人の命を救うって言うじゃねぇか?」
「言わないにゃー。」
速答だった、しかしここで話を切る訳にもいかないので上条は続ける。
「そこは合わせろよ…まぁ、俺も研究者達とか捕まえて吐かせるのが良いと思ったんだけど、それじゃリスクがデカイから、目的を1つに絞ってみたんだ。」
上条は妙に自信気に人差し指を立てた。
「つまり研究者の目的はあの子が病気じゃない、もしくは…治ったと思わせればいい、そこで音楽は命を救う作戦だ、名前の通り俺達がバンドをして少年の病を治したようにする、だがそれには土御門、お前の暗部の力を借りたい、構わないか?」
「まさかこんな形でカミやんに裏で動けと言われるとはにゃ~、いいぜ、やるべきことは把握したぜよ、要は診断結果に細工をするってことだにゃ~、お安い御用ぜよ。」
内容を把握した2人は会釈を交わし青髪ピアスの帰りを待つ。
「持ってきたでー、この学校ギターとか色々そろうてんねんけど何でやろ?」
「きっと音楽会とか大規模なんだにゃ~」
「サンキュ、じゃあさっそく始めるか、絶対成功させる為に今日から猛練習だな!」
上条達は各々楽器を選び練習に励むこととなった。
ギター兼ボーカル・上条当麻
ギター・土御門元春
ドラム・青髪ピアス
となった。
「せや、バンド名何にするん?やっぱかっこええのが良いんとちゃうん?」
「そうだ…な…FINAL・BREAKERSでどうだ?」
「良いぜぃ。」
「カミやんにしてはまともかな?」
「ありがとよ、じゃあ始めんぞ!」
そしてFINAL・BREAKERSのライブ日は次の土曜となった。
続く
説明がぐだぐだだったけど気にしちゃ負けだぜ!
バイト行く前に仕上げられて良かったぜぃ
次は多分考えるとこあるから遅いかも
これが終わったらポケスペSSになるかな?
もう覚えてもないかな?
取り合えず、暇があって思い付いたら書いていきます。
余談
明日からテストだが大丈夫か?
一番良い日で頼む←
「結構デカイとこなんだな、この養護施設って。」
養護施設という割には、普通の小学校くらいあり、それだけあってここに通う児童もそうとうなものである。
「こっちだぞー。」
舞夏に案内されて入った教室、ちなみに舞夏の友人達として上条達はこの施設の入室許可を正式に持っている。
そして案内された教室には普通の学校生活の様子にしか見えなかったが、一際目立っているのが例の少年である。
大人しくしているから目立たないわけではない、逆に近寄り難い空気を放っているためどうしても振り向いてしまうものなのだ。
「よ、よう、え~と…」
(ここでどうした?とか大丈夫か?とかっておかしいよな…事情が分かりきってんだし)
しばらく考えた後上条は少し笑みを浮かべて少年に手を差し伸べるように問い掛けた。
「なぁ?お前のその病気、俺と一緒に倒さねぇか?」
上条のその一言で周りの空気が変わった気がした、少年の表情にすこし光が掛かる感じがした。
「倒すって…どうやって?」
「それはこれから考えて行けばいいさ、心配すんな、お前は絶対に死なない、俺が保証する。」
上条は少年の頭を撫でて、微笑みかけて安心させる、少年にも僅かだが明るい表情が戻ってくる。
「にゃ~、何の根拠も無しに一体どこからそんな自信が出たんだカミやん?」
昼休み、舞夏に食堂で待機しろと言われた為、今は2人で待機していた。
「いや、根拠が無いわけじゃ無いさ、もしかしたら俺の予想では、あの子は病気になんかかかってないし、死ぬこともない。」
「なん…?」
「それは土御門、お前も薄々分かってたんじゃないのか?」
確信を突くように上条は土御門に告げる。
土御門もニヤリと笑みを浮かべると口を開き話し始めた。
「俺としたことが…全く、カミやんも慣れっこってわけか、しょうがない、話してやるぜよ、確かにカミやんの読み通り少年が死ぬことはない、これは裏で手に入れた資料をコピーしたものぜよ。」
土御門は一枚の小さな紙を拡げ始めた、どんだけ綺麗に折っていたのか、開くとA4サイズの一枚のプリントになった。
そこには少年の診断結果と追加事項が書かれていた。
『診断結果・良好、未来予想LEVEL結果4、なお3以上の中でも良質な人間は実験に利用するものとする。』
上条は絶句した、何故再びLEVELに関する実験が行われようとしているのか?
何故積みもないまだ幼い少年を躊躇いもなく犠牲に出来るのか?
「ふざけんじゃねぇぞ!こんな実験なんて、人を犠牲にする実験なんてやっちゃいけないことが何でわかんねぇんだコイツらは!?」
上条の怒りの声が食堂に鳴り響いた、辺りは誰もいないし広いので後に残るのは静けさだけだった。
(…まて、未来予想だと?何でその人がLEVEL4になるって分かるんだ?そもそも一方通行とぶつかった時も…研究者は最初から分かってるのか?誰がどんなLEVELでどんな能力を使えるようになるのか…)
上条は黙ったままだが、頭の中では激しい疑問のぶつかりあいをしている。
「土御門…ちょっと手伝え」
上条はニヤリと笑みを浮かべた。
「にゃ~カミやん、なんで俺等がバンドなんかするんだにゃ~?」
「せやでカミやん、僕らにギター持たせて…」
まぁまぁと言って上条は楽譜を取り出し見せる。
「青髪、ちょっと先生に頼んでこれ等を調達してきてくれ。」
「なっ、カミやん僕だけパシらすとか!?」
いいから…と言って青髪ピアスを外に出すと上条は土御門に今回の目的を話始めた。
「土御門、よくテレビで音楽が人の命を救うって言うじゃねぇか?」
「言わないにゃー。」
速答だった、しかしここで話を切る訳にもいかないので上条は続ける。
「そこは合わせろよ…まぁ、俺も研究者達とか捕まえて吐かせるのが良いと思ったんだけど、それじゃリスクがデカイから、目的を1つに絞ってみたんだ。」
上条は妙に自信気に人差し指を立てた。
「つまり研究者の目的はあの子が病気じゃない、もしくは…治ったと思わせればいい、そこで音楽は命を救う作戦だ、名前の通り俺達がバンドをして少年の病を治したようにする、だがそれには土御門、お前の暗部の力を借りたい、構わないか?」
「まさかこんな形でカミやんに裏で動けと言われるとはにゃ~、いいぜ、やるべきことは把握したぜよ、要は診断結果に細工をするってことだにゃ~、お安い御用ぜよ。」
内容を把握した2人は会釈を交わし青髪ピアスの帰りを待つ。
「持ってきたでー、この学校ギターとか色々そろうてんねんけど何でやろ?」
「きっと音楽会とか大規模なんだにゃ~」
「サンキュ、じゃあさっそく始めるか、絶対成功させる為に今日から猛練習だな!」
上条達は各々楽器を選び練習に励むこととなった。
ギター兼ボーカル・上条当麻
ギター・土御門元春
ドラム・青髪ピアス
となった。
「せや、バンド名何にするん?やっぱかっこええのが良いんとちゃうん?」
「そうだ…な…FINAL・BREAKERSでどうだ?」
「良いぜぃ。」
「カミやんにしてはまともかな?」
「ありがとよ、じゃあ始めんぞ!」
そしてFINAL・BREAKERSのライブ日は次の土曜となった。
続く
説明がぐだぐだだったけど気にしちゃ負けだぜ!
バイト行く前に仕上げられて良かったぜぃ
次は多分考えるとこあるから遅いかも
これが終わったらポケスペSSになるかな?
もう覚えてもないかな?
取り合えず、暇があって思い付いたら書いていきます。
余談
明日からテストだが大丈夫か?
一番良い日で頼む←