くさぶえ の ね

「そうか。このおおおとこは なにひとつ いいところはないと おもったが おんがくを あいする こころが あったのか。」
「それでは みんなで いっしょに ふえを ふいて みようじゃないか。」

みんなは むらじゅうのふえを もちよって たのしく ふえを ふきました。
「ぴいひょろ ぴいひょろ。」
「ぴいひょろ ぴいひょろ。」

おおおとこも はじめは なみだをながしていましたが しだいにようきになり とうとう みんなといっしょに おどりはじめました。

こうして むらびとたちは ふえのねいろをとおして おおおとこのやさしさがわかり あんしんして いっしょに なかよくくらせるようになりました。

おおおとこは むらを わるものからまもり むらびとたちは ふえをふいて おおおとこのこころを なごませてあげました。
こうして みんな いつまでも へいわに くらしていったそうです。
