AI を 風にのせ あなたに届け



くさぶえ の ね



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むかし あるところに おおおとこが いました。

あたまには ターバンをまいて うでには きんのわをはめ からだは しゃくどういろで

ねずみいろの ずぼんを はいていました。

だれもかれもが その おおおとこの かおをみては おそれおののきました。

そして いえにかぎをかけて おおおとこが いなくなるまで ぶるぶると ふるえていました。





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あるひ むらのちょうろうがあつまって そうだんをしました。

「あの おおおとこを なんとか できないものだろうか。」

「いけどりにして むらから おいだせば よいではないか。」

「いやいや また もどってきたら いったい どうするのだ。」


「それなら せっしょうのつみを おかすことにはなるが ひとおもいに ころしてしまったらどうだろう。」

「しかし もし しっぱいして おおあばれされたら むらびとが なんじゅうにんも ころされて しまうかもしれないぞ。」

「こまったものだ。」

「こまったものだ。」