川に出て歩いているといま暮らしている街にも河があって、買い物に行くときにいつも渡る橋があります。その先に何か知らないものがありそうな、期待と不安。橋を渡ることはどこか旅をすることにも似ています。初めて渡る橋なら尚更ですが、いつも渡っている街なかの小さな橋ですら、別世界への入り口のような気がします。とは言っても渡った先はほとんど日常の続きです。商店街で生活用品を買う程度。それでも水音を聞いたり水鳥を見ながら川を越えるのは楽しいものです。遠い故郷の川を思い出しながら。。。