twilightmgo 雫(しずく)♪









映画批評......夏はホラーですけど、8月は15日までは戦争映画を観たいと思います。














ムルデカ 17805 スペシャル・エディション [DVD]/ハピネット・ピクチャーズ
¥3,024
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あらすじ※ネタバレ注意



太平洋戦争終結後のインドネシア独立戦争の陰で、祖国に帰る事を選ばず、自らの意志で異国の人々と運命を共にすることを決意した日本兵たちの実話を描く。太平洋戦争勃発の翌年のインドネシア。軍司令部・片岡参謀の下、南方戦線進攻部隊・第十六軍の中尉・島崎と宮田らはオランダ軍との激戦の末、勝利を勝ち取る。そこで島崎は将来の独立と自治を目指す青年たちの為にと軍事教練機関、青年道場を開設。だが終戦の後、旧宗主国オランダと連合国側からの援軍イギリスが再びこの国を統治下に置こうと進攻を開始した……。


Amazonデータベースより






雫の勝手に評価!!



☆☆☆☆☆(ただただ感服











『インドネシア独立に大いなる貢献を果たした日本人兵士の皆さん




タイトルの『ムルデカ』というのは``独立``という言葉です。



インドネシアにも長く苦しい、オランダの植民地時代があります。実に300年以上です。



本作は、太平洋戦争終結後、祖国へ帰らずインドネシア独立の為に戦った日本兵士を描いた作品です。



日本×インドネシア合作作品。両国同時公開。





『キャストが最高!!』



山田純大さん主演の本作ビックリマーク山田さんは『鬼平犯科帳』で密偵役でしばしば登場音譜



本格派の俳優さんです。そこに保坂尚輝さん、六平直政さんが脇を固めます。



本来、こういう俳優さんが戦争映画の主軸の役を演じるべきです。山田純大さん、渾身の演技にご注目!!



予告を是非観て頂きたいです。



日本が敗戦濃厚時、日本は元々インドネシアの占領ではなく、白人の植民地にならず自国で主権国家を樹立させる構想を打ち立てます。



日本精神だけでなく、軍事能力を教えたというのもありますが、インドネシアの方々は日本精神を今も持ち続けています。





『祖国に帰らずに戦った日本軍兵士』



日本は連合軍に無条件降伏をしたのですから、武装解除は勿論、他国の戦争に参加など許されません。



しかし、再びオランダがインドネシアを再植民地化する動きから「同じアジア人を解放(独立)させたい」思いで、多くの日本人兵士さんらは残って戦います。



「日本の米の味忘れたなぁ」という台詞があります。皆さん、何より祖国に帰って日本のお米を食べたかったんでしょう。そういうお話は雫は本でよく聞きます。



雫が本作で一番印象深かった場面、訓練に耐えられず逃げ出す訓練兵を連れ戻そうとしますが、そして定番の真夏の中での日没まで立つ罰則・・・。



訓練校、最高責任者の山田純大さんも一緒に立ちます。。。



「体調は関係ありません。やめてください。」に対して一言。



「部下の責任は指揮官の責任である。連帯責任だ!」軍隊には連帯責任の罰はありますが、最高責任者が連帯責任を負います。



会社の上司に見せても良いのでは??(その後は知りませぬ!)








twilightmgo 雫(しずく)♪