詳細はこちらの記事にもまとめています。
私は去年、2023年の秋
東京都の区の無料婦人科検診で
子宮頸がん検診&超音波検査を受けました。
婦人科はもともとすごく苦手で
怖いし痛そうだし、何より恥ずかしくて。
でも、区が負担してくれる検査なので
一度だけ頑張ってみようと思った当時。
あの日からというもの、何度も
お世話になるとは思っていませんでした。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
ドキドキの初診から3週間後、
検査結果を聞くために再度婦人科へ。
超音波検査ではじめて知った衝撃でした。
卵巣の中に小さな卵のような
グレーの卵胞が沢山あった事
※この画像はネットから拝借しました。
同時にその日はじめて、私は
PCOSという症候群を知りました。
医師との問診でPMSのことを話し、
思い当たる体調の数々を相談しました。
生理前〜生理中の体調のこと
※完全に女性向けですみません※
個人差が多々あると思うのですが、
私の生理前後はこのような体調でした。
①新しいニキビが増える
②何を食べても胃もたれしない
③もしくは気持ち悪さが頻繁に起こる
④気分が沈みやすい
⑤酷いときは些細なことですぐ泣く
⑥天気(気圧)を問わず体がだるい
⑦ただ、生理痛だけはまったくない
女性の生理あるあるでNo.1である
生理痛が何もない(お腹が痛くない)こと
これだけは中学生の頃からの救いでした。
ただ、これらの症状を話すと
生理中の痛みなし=無排卵の可能性あり
同時に知ってしまい少し落ち込みました・・・
学生時代からほとんどの同性が
バファリンやイブをよく服用していて。
私はなぜか無痛だから、
上記の薬は頭痛のときのみの服用でした。
低容量ピルを飲んでみない?
この日、医師からのすすめで
女性の看護師さんから説明を受け
ピルはどうかな?という話になりました。
ピル=避妊目的
このステレオタイプが強くあり、
飲んでいる女性は多いと知りながらも
いいイメージは全くありませんでした。
ただ今回、はじめて自分の体を知り
生理前後の体調の変化で悩んでいたから
思いきって飲んでみよう、と決意しました。
マーベロン
トリキュラー
ヤーズ
ヤーズフレックス
などなど、実はたくさん種類があります。
この中で先生が私に選んでくれたのは
新しい『第四世代』のピルにあたる
ヤーズフレックスというものでした。
保険適用で1ヶ月あたり約3,000円。
治療目的は「月経困難症」というみたい。
手のひらサイズのカレンダーのようで
小粒なのに後にすごい効果を発揮します。
副作用に頭を抱える日々
はじめてお薬を飲んだのは
去年の10月中旬のある日でした。
副作用には個人差があるので
万が一辛かったらまた来てくださいね
看護師さんからは言われていたものの・・・
①ときどき起こる頭痛
②食道〜胃にかけての気持ち悪さ
私らこの2点がかなりひどく
ときには食事をとれないほどでした。
ピルの副作用としての「吐き気」は
どうやら妊婦のつわりに近いみたいです。
ウィダーのゼリーばかり食べたり
栄養ドリンクで気休めをしてみたり
食べられなくなってから少し痩せました。
そして、10月下旬〜11月頭にかけて
仕事中あまりの気持ち悪さで早退したり
欠勤せざるを得ない日もありました。
体調と仕事、どちらを選ぶか
サービス業で働いていること、
そして私は人事担当であったこともあり
欠勤で迷惑をかけるのは申し訳なく
何度も何度も仕事のことを考えました。
採用したアルバイトは40.50人いて
みんなのことがかわいかったです。
※年上も年下の子もたくさんいました
ときどき理由を問われても、
ピルのせいで体調不良ですとは言えず
飲み始めた薬が体になかなか合わない
こう表現するしかありませんでした。
特に男性(私の場合、主に上司)は
そんな薬飲み続けて大丈夫なの?
実はヤブ医者だったりしない?
こう疑われたときは悲しかったな・・・
体調不良なんて誰も望んでいないし
受診も処方箋も決して安くはないので。
ブログでも心境を綴っていましたが
当時の私は回復の見込みが見えず
残念だけれど【退職】を決意しました。
次の記事へ続く.....✍🏻