あれから気がつけば2年以上過ぎた
滑り止めも受けず国公立のみの
大学受験をし落ちたと思い込んでいた
あの頃
合格となってからの怒涛の日々
次男は一人地元を離れた
必要なものはネットで買って
引越しは一人でさせてしまった
まだコロナの影響もあったし
入学式に着るスーツだけは用意して持たせたけれど
大学の様子はわからないまま過ぎた
長男は就職したが
次男と娘の学費が親としてできる
わずかな役目となりつつある
ダンナも頑張って働いてきたが
正直体調は良いとは言えない
たぶんこの機会を逃したらもういけないかもしれないとどこかで思ってる
もちろん
また行きたいし子どもたちの成長は見たいけれど思う通りにはならないのが人生なわけで
借金覚悟で2泊3日の旅に出た
東京までは娘も一緒で
そこから別れ
私たち夫婦は次男の住む町へ
空港線まで向かえに来てくれ
次男の運転する車で観光
ちょうど今月結婚25年になり
記念の銀婚旅行でもある
というか新婚旅行行ってないから
25年目にして行けた新婚旅行みたいな
感じ
本当にありがたいことだ
息子が運転する車で旅ができるとは
考えたことがなかった
次男に会うのは半年ぶりなんだけど
私にしたら見知らぬ街だし
ふつうに旅行の感覚だった
案内してくれたお店
そこは人気店らしく満席で入れなかったけど次男が受験のとき
食べたお店だから見れてよかった
もう落ちたーダメだーって思って食べたみたいで味は覚えてないらしい
そこからしばらくお店がなくて
気がついたら農村地域に入って
やっと見つけたお蕎麦屋さんで遅い昼食
おじさん一人でやってた
角島、元乃隅神社をめぐり
大正館という宿で一泊
角島では浜辺に降り小石を拾った
最近平たい石を拾うのが癖
元乃隅神社では鳥居の高い位置にあるお賽銭箱に投げ入れるというのをみんなやっていた
ダンナは入るどころか投げた小銭が落ちて階段から転げていって私が追いかけるという、まわりもあらあらって感じのリアクション
晩御飯はフロントのかたが教えてくれたお店まで徒歩で行って食べた
私は飲めないけど
ダンナと息子はお酒を酌み交わしてた
まぁなんだかんだと話をしてたのに
あまり覚えてない
つづく