先日アロマアナリーゼ をさせてもらった時、
クライアントさんは３種類のうち２種類ベースノートを選ばれました。
正直、え？そんなことあるんだ。とびっくりしたのです。
アナリーゼの流れとしては最後に香水を作ることを想定して、
強制ではないにしろ、
トップ、ミドル、ベースをなんとなく分けて、その中から選んでもらうように誘導していた。
オンラインセッションではあらかじめ「選んでおいてくださいね」となるわけで。
考えると普通にあり得ることですが、
ベースノート２種類に驚いて、内心ちょっと焦りました
というのも ベースノート系精油のメッセージが似ていて、
自分でも区別がついてないところがあるからです。
それでもサンダルウッド、ミルラについては想いがあります。
実はパチュリに関してはとてもとても苦手な香りでして
アロマアナリーゼ メッセージは構築でいてはいましたが、
そこまで深堀できてない
落とし込めてないかも。
『避けていたのかもしれない』
アロマアナリーゼはオートクライン（自己分泌）ですから、
その時はクライアントのイメージは生き生きと作られていき、
私の焦りなどは小さな問題で済みましたが、
このことをきっかけに
パチュリに対して愛情が持てていない自分に気がつきました。
これをきっかけとしてついに、苦手さんパチュリに向き合うことにしました。
パチュリさん
まず驚くのはシソ科なんですね。それは知っていましたが、
シソ科はハーブの美少女集団だと思うのですが、
パチュリさんのパワースゲー
というわけです。
葉っぱを少し乾燥させて発酵させたものを水蒸気蒸留します。
手間がかかっています。
ただの虫除けの立場だったのに
その個性と能力を引っ提げて、シルクロードを渡りヨーロッパへ。
その上、お高い上品をいうイメージを持たせるしたたかさ。
オリエンタルな香りという称号を得ました。
かと思えば、大麻の臭いを誤魔化したり、死臭を消したり、
泥仕事もやる。
香水ではみんなを調和させる役割を務めあげると
最後に自分だけの世界にする黒幕的存在。
支配星は冥王星というのだけど、
この星は絶対的な支配力があって、目をつけられたくない。
ふわふわ生きていた私にとって、パチュリが苦手な理由、
『ずっと怒られてるみたい』な香り。
生きる力、強いメンタル、社会との調和。
自分が今どこに立っているのか。ちゃんとみなさい。と言われているようです。
向き合ううちにメッセージの方向も意味も少し落とし込めてきたように思います。
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