お陰様で元気に根が伸び、芽も無事に出ました。
現在4つの種を育てています。
アボカドの品種はとても多いそうで、4つの種は異なる品種かもしれません。
4つの生長のペースがまちまちだったのて、種からの栽培の様子を、順を追ってまとめてみました。
<発根の準備>
アボカドの種を実から取り出してきれいに洗い、種全体が浸るように水を入れます。
一日に2回水を取り換え、3週間くらいすると、種が膨らんで来ているのが分かります。
↓ 別の種
皮に亀裂が入りました。
2020年8月の様子です。
手前の種は、包丁で皮に切れ込みが入っていました。
皮の帽子が脱げそうな位に、種は膨らんでいました。
真夏だったので水が濁りやすく、種を水洗いをしていたら黒い皮が剥がれてしまいました。
↓ ついに裸んぼうになってしまいました
種が膨らみ容器が狭くなってきたのと、水の中では息苦しそうに思えてきたので、水位を半分にしてみました。
↓ 根の元が伸びて来ました。
角度が上手く撮れませんが、根の元は種の中央に在るのだなと思いました。
大きな裂け目を生じさせていて凄い生命力です。
<失敗続きの鉢植え>
これまで何度かアボカドの栽培をしましたが、失敗が多かったです。
・根が出る前に腐ってしまう
・根が伸びないまま萎んでしまった
・根が丈夫に生えたので土に植えたのに根付かずに枯れた
・芽が出て、土に植えると枯れてしまう
・元気に葉を茂らせていたのにある日枯れてしまう
今回は根が伸びる前に土に植えることにしました。
その種は画像の、皮に亀裂が入ったものです。
土に植え、土の表面が乾かないように注意し続けました。
暑さが和らいだ9月下旬に植えました。
1ヶ月経っても見た目の変化は無し。
2ヶ月経っても相変わらず変化は無し。
ついに3ヶ月経ちました。
これはもう根が育っていないのでしょうか?
次の日も、その次の日も、変化は有りません。
心配になり、掘り起こして様子をこの目で見たくなってしまいました。
でも、根を張ろうと生長しているところを掘り起こして傷をつけたとしたら、こんなに可哀想なことは有りません。
どうしよう。
「生きているの?」
種に問いかけてみましたが、我家の他の植物のような反応が有りません。
やはり枯れてしまったのかな。
確認したい、でも掘り起こしてはいけないな。
などと思いを巡らしていました。
そこで、ペンデュラム(ダウジング)で調べてみる事にしました。
すると、枯れてはいない、
「 このまま様子を見る 」 ということでした。
変化を待ちながらその通りにし、秋が過ぎ、クリスマス、大晦日を迎え、年まで明けました。
それでも種に変化が見られませんでした。
<根が伸びて、発芽を待つ>
他の種はというと、発根を確認して、大体4~5日でこの様に伸びます。
↓ 別の種
発根までの期間が、と~っても長いのに、根の伸びはあっという間です。
太くてたくましい根が見えます。
右奥のコップの植物は大根の葉で、花が咲くのを待っています。
(左奥の緑色の植木鉢の土の中に、例の種が植えられています。)
<季節は移ろい>
二月下旬、今日こそ変化を観たくて裂け目を覗きこみますが、特変なし。
冬のままの 「 アボカド山 」の、深いクレバスは、もはや見慣れた景色となりました。
でも、外は春の兆しが。
公園には「 おかめ桜 」 が咲き誇っています。
↓ オカメザクラ
もう三月。
ひな人形の桃の花も咲き誇っています。
アボカドちゃーん。
しかし忘れた頃に変化は訪れました。
芽らしきものが!?
種の中にある!
芽が出始めているではありませんか!!!
うれし~い!
待ちに待ったこの日がやってきました。
3月2日(火)午前中のことでした。
この日、仕事が休みで本当にラッキーです。
顔がほころびます。
うちにも春がきた。
お昼の支度をしながら、お茶をいれながら、何度もアボカドを覗きこみます。
少し伸びたかも?
夜になると、もうこんなに顔を見せてくれていました。
お昼の倍の丈になりました。
<培った生命力の解放>
根も芽も伸び進みます。
本当にあっという間。
更に7日たちました。
5月4日。
葉が大きくなりました。
「あーぼー」と呼ぶと喜んでくれているみたいで、可愛いです。
5月の柔らかい陽を待っていたそうです。
土に植えた頃は眠りの時だったそうです。
適切な時期に合わせずに、アボカドの種を水に着けたり、暑い時期に鉢に植えられたりと、災難だったかもしれません。
ありがとう、あーぼー。
5月4日 「みどりの日」
とても素敵な祝日だと思います。
日本が緑豊かな国になりますように。
今年の植物たちはすごいです。
↓三月に頂いた花束に添えられたグリーン
葉の根元に固い蕾が付いていているのだと思っていました。
今回はこれが伸びてきました。
枝になるのでしょうか?
感動しています。
どうなるのかとても楽しみです。
植物に元気をもらいました。
続きの栽培記録もご覧くださいね。