あの日の二人を忘れない

賑わう街、ガラス越のプレゼント眺めながら

いつもみたいに待つの

人ごみの遠くで私を見つけて

眩しく笑う

とても嬉しそうに言う

「それ、似合うね」が嬉しいから

あなたに似合いたくて

何度も何度も選んだよ


甘いバニラみたいだと私の髪をとり、あなたはまた笑った

あなたのプレゼントはいつもお店に売ってない

点灯式も、さらさらの雪も、グリーンなあなたの香りも、


世界一やさしいさよならも…


全部反則なの。


今はもう他の誰かに笑顔あげてる


すぐに紅く染まるグリーンアップル




メリークリスマス。





朝の光に揺れる粉雪

積もらなかったのは

はしゃぎ回る君のため

良かったね、良かったね

お願い届いたんだね

すれ違う私にまで笑顔のプレゼント、ありがとう


小さなその手でプレゼント握りしめて走り出すから


坂道のちょっと奥でママがほら心配してるよ


「ありがと!」上手にお空に言えるんだね


君のおかげで本当にいるんだって分かったよ


君はきっとママとパパの小さなサンタさん


この町で会えるまっしろな笑顔のサンタさん





追いかける追いかける

昨日の私を

初心忘れていないだろうか

思いやり薄れてないだろうか

追いかける追いかける

君の姿を

傷つけた言葉が戻らないからこそ

やっと傷を負ったこの心

焦るから、不安になるから、間違えたから

感じた孤独を

背負い込んで尚、追いかける

希望と明日の私を


いつかの君と寄り添うために