風の噂で元気にしてるよと聞いていても、秋風吹けば心配になる

北風の中でもあなたは今も笑顔で誰かを幸せにしているでしょう

叶わないこと、思い通りに行かないことを妥協だと思っていたはずなのに

あなたに出会えて遠いあの日の涙を受け入れられた

それでも未だ、ここにいないあなたに胸を痛めてうずくまってしまうけど
その痛みで気づけること。
あなたに認めてもらえたこと、広い世界であなたと分かり合えたこと
全て誇れるからその想いでまた進めるよ

ひとりぼっちじゃなく、ひとりを選んだ私があなたにさえ誇れる明日を掴み取るから

その時は明日の風をくれたあなたに笑顔いっぱいの花を贈るね


名前呼ばれただけで身動き出来ない

遠くでした笑い声だけでキミだと分かる

眩し過ぎて息さえ忘れるくらいなのに

その輝きは知らぬ間に癖になってる

ずっと前からこの胸にあったのに
気づかずにいた私の世界一呼吸で開けてしまうから
心がキミを呼ばない内に高く空へ飛ばしたい


まばたきしたら会えなくなりそうで

この距離感、頭では分かっているから

叶える願いはこの想い届くまでで

きっとそれが張り裂けそうな答えで

朝になれば思い出も連れて行ってくれる?

願いを照らすはずの恋で全てを見失う前に


ずっとこの胸にあるからこそ
どれだけ遠くへ逃げても
一瞬で世界を変えてしまうから

キミを純粋に想える内に空へ高く飛ばしたい

あの形が無くなっても
まだ心にあるように


掴めなくても
幻のようでも
永遠に照らしてくれるはずだから


小さい頃あなたはよく鳩のおもちゃ、大好物のぶどうをくれました

どこかへ走り回っていく私をいつも見守ってくれていました

やがてあなたが眠りについてから長い時が流れて

今になってもうお世話になることなど無いと思っていました…けれど

最近あなたを知ってる人に言われることがあります

優しさも、背丈も、明るさも、どこかしらあなたに似てるって

自分を否定したこともあったけれど

気づけたから、私の中のあなたの御守り大切にします

きっと喜んでくれますよね?



おじいまだまだ未熟な私ですが

まだまだ心配おかけしますが

おじいに恥じないよう生き抜いていきます

どうか見守っていて下さい

またお会いする時は一緒にぶどう食べて下さいね