CT及びMRI検査結果~ママの身の振り


点滴もやもやになってるのを直す看護師さんを横目に、はるとん との面会を続ける私。

いっぱい話しかけ、手を繋ぎ足をさすり、腿からお尻辺りを優しくポンポン。

家にいたときと同じように触れ、温もりを伝え伝えられ はるとん とコミュニケーションを取り合ってきました。

しばらくして点滴の差し替え場所を変えるための処置をしに、先生(普段 はるとん の担当ではない)が来たタイミングで、一度待合室へ。

15時から脳神経の先生の面談があるためちょうどいいかな。

しばらくして、主治医と心臓外科の執刀医(現在は術後管理下ということで心臓外科が担当)と脳神経の先生、そしてチューブほどき担当看護師さん(笑)が揃ってみえました。

これまでで一番の大人数での面談。

これって密じゃね?とか思いながらも面談室へ。もちろんドアは解放。



25日にCTを撮ったところ、全体的に薄くモヤ状のものが見えました。もう少し容態が落ち着いてからMRI検査の方が良いだろうということで、今日検査を行いました。

大脳の左右を分ける真ん中の溝と前後を分ける溝があり、前後の溝の前と後ろの辺りが低酸素による影響が出ていると考えられます。前部は感覚(触覚)、後部は運動(スポーツじゃなく)を司るところですので、ここに影響がでると、不器用さというようなことが出るという懸念があります。
さらに深いところに基底核という神経の通り道の部分があるのですが、ここにも影響があると思われます。ここは低酸素の影響を受けやすくなるところで、ここに影響がでるとてんかん発作などの症状が出ることがあります。これについては今後脳波の検査をおこない、どういった部分で反応が出るかで、お薬で対処していく方法をとっていきます。
現在の血圧が不安定なのは、今現在の画像からは読み取ることはできません。脳が行っている血圧を管理してるところは主に自律神経で、脳幹のところが主となります。画像からは脳幹の圧迫や色調での変化は見られないので、今のところは血圧については脳が影響という風には言えないです。

ちょいちょい、その都度疑問質問は聞きながらでしたが、話の内容としてはこういうことでした。

「今現在の はるとん の生命に致命的な脳のダメージはあるんですか?」

今、私たちが一番気がかりな質問でした。

「その心配はないと考えてます。しかし、まだまだ急性期の今はその懸念はあることには変わりありません。注意して診ていきます。」


「今、はるとん が目指す目標は人工呼吸機が外れることですか?」

「そうです。そこに安心して行くためにも、今の血圧の変化や、しゃっくりのような呼吸の原因を一つ一つ解決していくことが、一番と考えます。」


21日の急変で40分の蘇生処置で確実に脳にダメージがあると思っていた私。意識的に、脳に刺激(程よい)を与えるため手足を触って、声をかけてきました。

「今私たちに出来ることは、はるとん を見守ることですか?」

「そうです、継続してお願いをしたいと思います。」

「触って温もりを伝えたり、声をかけて「来てるよ」~って伝えることはプラスになりますか?」

「それは私たちではできないことで、きっと はるとくんの力になります。これからもやってあげてください。」


はるとんの、私たちの主治医がこの人でよかったと思えました。

急変の時も電話を掛けてきたのもN先生。はるとん が人工心肺での救命処置中、控え室に来て説明をしてくれたのもN先生。私たち同様、急いで現場に行き、どうにかしてあげたいと本気で思っていたと思う。それでありながらも私たちにきちんと向き合い説明をし、処置に向かったN先生。結構な確率で喉がかれているN先生。きっといろんな患者さんとちゃんと向き合い、話をたくさんしているんだろうな。
それに何より子供が好きなんだろうなと思える姿。

「こんなはずじゃなかった」

きっとN先生も同じ気持ちだと思う。

だからこそきっと今度こそ はるとん の元気に向かっての道筋をつけてくれると信じたい。


はるとん の命綱のうちの一本の糸であるN先生に心からの「お願いします」と伝えて面談を終えました。

その後、もやもやチューブほどきマイスター(笑)と話をし、ママの身の振りをどうするのが一番かを相談しました。

一番心配をしているのはママだし、不安でどうしようもないのもママ。だからこそ今一番故障してはいけない。きっとこれからは果てしない長期戦になると思う。なら はるとん をちゃんと応援できるように、今は帰って体制(特に気持ちの)を整えるべき。と私の考えをママに。
ママもこのままでいるわけにもいかないことはわかっていて、思い悩んでいました。

もやもやチューブマイスター看護師さん(しつこいなw)も「お母さんの気持ちはよくわかりますし、長くPICUにいる患者さんのお母さんは皆同様に悩んだり苦しんだりしてます。だからこそお母さんには休むときは休むということが必要なんです。」と言っていただき、背中をトンと優しく押してくれました。

そのままお借りしていた患者家族休憩室は一旦引き払うことに。

荷物を車に積んできて、もう一度PICUへ。

「はるとん、今日1日お疲れ様。まだまだ先は長いけど、絶対元気になれるからね。みんなの言うことちゃんと聞いてお利口さんにして待っててね」


はるとん わかってくれたかな…









最後まで見ていただきありがとうございました。

また明日からもがんばります‼