同じ状況でも、幸せだと思える人と、これが足りないあれが足りないといつも不満な人がいます
愛する妻がいるのに子供がいないせいで不幸だと感じたり、行きたい大学に入れなかったせいで不幸だと言ったり、何かにつけて足りない物を1番重要なものとして見る人は、元々が不幸なパーソナリティーの持ち主です
反対に、幸せなパーソナリティーの人なら、子供がいないけど、妻がいるから幸せだ、と思うだろうし、2番目に行きたい大学に受かったから勉強がんばろうと思うのです
つまり、子供がいないから不幸なのではなく、不幸な人に子供がいなかった、ということなのです
この人は、子供ができたらできたで、家計が火の車だとか、うるさくて夜も眠れないだとか、不満を言い出すでしょう
ではなぜ不幸なパーソナリティーになったのか?
それは、常に偽りの自分でいたから
本当はバスケがやりたいのに、お父さんが野球ファンで、バスケはやらせてもらえなかった
お父さんをがっかりさせたくないから、野球をがんばらなければいけない
このような状況は、後に、驚くほど大きくパーソナリティーの形成に傷をつけます
思えば私も、優等生でいなければいけないことがプレッシャーでした
自分が不幸なパーソナリティーの持ち主だと気がつけば道は開けます