お仕事上のパートナー様ともだんだんとお付き合いが密になってきた最近
一度お酒でもどうですか?とご紹介頂いた<やきとり 宮川 赤坂店>さんで
焼き鳥をコースで楽しんできました。
カウンター10席のみで日程次第で予約困難なお店。
 
日本橋の宮川精肉店から成長した歴史あるお店で目利きはピカイチ
鮮度はもちろん、千葉匝瑳市産、希少な純国産地鶏の「かずさ地鶏」を使うこだわり。
 
<焼き椎茸のお浸し> 
  群馬産の身厚の椎茸を焼き、湯葉、菜花を添えて
  立春を迎えた今の季節の素材
<胸肉の昆布〆>
  生の胸肉を昆布〆、その後低温でじっくり調理した胸肉パサ付きなしのしっとりなお肉。
  薬味を巻けるほど柔らかい。甘め控えめの刺身醤油とあわせて
<ささみの焼き>
  表面だけさっと炙ったミディアムレアなささみは1片が大きい
  丁寧に鮫皮で丁寧におろした広島県本わさびは辛味穏やか
  

 

<鬼おろし・糠漬物>

  箸休め鬼おろしは荒め目細か目2種類をMIX 酸味穏やかなポン酢でさっぱりの箸休め
  大根、人参、きゅうりの彩り糠漬け この2種類はおかわりOK
  
<ハツの串焼き>
  パンとぷりっと張ったハツは初めて、焼く前にコンフィする手の掛けようが美味しさに直結
  お店特製の黒八味をトッピング
  
<黒千石の豆もやしナムル仕立て>
 全国的にも希少な黒千石もやしは、生産農家さんから直接仕入れの稀な素材
 通常のもやしの5倍以上ある長く、カイワレ大根ともやしを掛け合わせたような見た目

  

<手羽先>

  きつね色、見た目どおり皮パリ、中ジューシーな手羽先はコラーゲンたっぷり
  アルコールが進む。
  
<肩トロ>
  ネギマ仕立てになった弾力ある肩トロ、万願寺唐辛子のペーストと合わせて
   
<淡路島玉葱焼き>
  しっかり中まで火が通って甘く香ばしさもある本場淡路島の玉ねぎ
<さえずり>
  鶏の喉元の部位 とり皮のようなグミのような食感 
  特製赤山椒をさっと掛けるとタレの甘みが変化。
  
<トマトの浅漬け>
 佐賀県産のフルーツトマトをピクルス風にさっぱり漬け
 シソも香りが立つ様にポンと叩いてから載せる細かな技ありの口直
 
<季節の野菜>
 サツマイモと一言でいうのは簡単だけど、スイートポテトの様に甘く濃厚
   
<紀州細川の梅グラニテ>
  温度差も味わえる本場紀州の梅を使ったシャーベット、甘さは極少なめで
  鶏の脂など一気に取り去るすっきりさっぱり。
 
<ソリレス>
 足の付け根で1羽から2個しか取れない希少部位。生こしょうの粒と一緒に
 
<かぶり>
 皮と肉が両方1度に楽しめる串、モモの最上部で1羽から1本しか取れない
 こちらも貴重な部位〆にコレって・・・後ろ髪ひかれる美味しさ
  
<〆(スープ or 一口雑炊)> 
 さっぱり味の鶏青湯スープか濃厚な鶏白湯の雑炊のいずれかをチョイス。
 ご飯に染み込んだ鶏白湯はサラサラと口に胃に吸い込まれる美味しさ。
  
 
 
串と調味長の組合わせがとても興味深い。
万願寺とうがらし、生こしょうなど素人では思いつかない斬新さ。
備長炭で焼かれる煙を感じながら少人数で静かに堪能したい味
丁度品も器もセンスが良く和モダンの内装でほっと落ち着くお店。
ひざ掛けや足元ヒーターなどきめ細かな配慮があるところもオススメPOINTでした。