さて、今度は本の話・・・![]()
今回の本は、またまたまた文庫最新刊ですが、
コレ↓
- 大崎 善生
- ドナウよ、静かに流れよ
この作家は、大崎善生さん![]()
こんな作品たち↓で有名になった作家さんです。
- 大崎 善生
- 聖(さとし)の青春
- 大崎 善生
- 将棋の子
この上の2作品は、「将棋」という世界での少年(から青年)たちを中心に
描かれたノンフィクションなのですが、
これらの作品でボクもこの作家を好きになりました・・・
大崎氏自身、「将棋」の世界で仕事をされてきたそうで、
だからこそ、深く裏側にまで入り込んだ取材と
視点での作品が出来上がったのだと思います・・・
その後、小説についても
大崎氏の作品を読みたいと感じ、
出会ったのがコノ作品↓
- 大崎 善生
- パイロットフィッシュ
非常に「清冽」な自然を感じさせてくれる作品でありながら、
人間の心の内側にもそっと入ってくるような作品でした・・・
その後に出されたコレ↓も同様に面白かったです・・・
- 大崎 善生
- アジアンタムブルー
そんな経緯の中、
今回文庫最新刊で発売された上記の
については、
「ノンフィクション」であること、
「心中により亡くなった若い女性の人生を追いかけた・・」
というストーリーに惹きつけられたこと、
から購入して早速読ませてもらいました![]()
非常に考えさせられる本でした・・・
「ノンフィクション」というジャンルは
作家の筆力によるところが大きく、
また、作家独自の「スタイル」をいかに確立できるか
という点が面白さのポイントにもなるジャンルだと思います。
「大崎善生」という作家は、
まさしく「独自のノンフィクションスタイル」を確立していました![]()
さまざまなノンフィクション作品のスタイルの中でも
「できるかぎり取材の過程(筆者のたどった道のり)通りに書き進める」
「感情移入する相手をひとりに定めず(一人の視点に偏らず)、冷静に見極める」
「客観的視点と主観的視点を読者に分かりやすく書き分ける」
という3点を彼独自の「ノンフィクションスタイル」と感じました・・・
まだ読んだことのない方には、
「将棋の子」から始めてもらいたいですが、
本作品にも行き着いて欲しいですね![]()