「金メダル確実」の落とし穴 ~イメージ次第で結果は変わる~ | Koozy日誌

「金メダル確実」の落とし穴 ~イメージ次第で結果は変わる~

おはようございます。




ブラジルワールドカップが開幕しましたね。




ここまで大半の試合は、リアルタイムで観ていますが、南米の時差は

日本と真逆(12時間程度)で、当然深夜とか明け方に試合が行われますので、

非常に身体に優しくないです( ̄▽ ̄)






そう言えば、前回大会覇者のスペインが初戦で惨敗しましたね。





相手もオランダで、前回準優勝ですし、今回の優勝候補の1つでもあるので、

番狂わせでも何でもないのですが、ある意味、大量失点は衝撃です。






ちなみに前回優勝国は、次回の大会では特に初戦から苦戦する事が

多いのですが、今回も正にそれが出てしまいました。





優勝国は次回大会の予選免除で実践不足とか、相手からかなりマーク

されるとか、そうなるいくつかの理由があるかと思いますが、もう1つ

大きな理由があります。






・・・との前フリをしつつの、今回の本題に入りたいと思います。







まず、ワールドカップを例に取ると、一般的にどの出場チーム(国)であろうと、

今回の目標として前回以上の成績を上げる事を置くと思います。






それが前回優勝だと、それ以上、上の目標はないので、必然的に連覇が

求められる事になります。






そうなると、優勝ありきで最初から戦わなければならないし、中身もある

程度の内容は求められるので、かなりプレッシャーはかかる訳ですよね。






そう言えば、今年2月、ソチ冬季オリンピックも行われましたが、




「金メダル確実!」




と言われつつ、フタを開けてみたら、メダルを逃すような場面もいくつか

目の当たりにしました。






ソチオリンピックだけでなく、過去にも何度も色々なスポーツで、そう言った

場面を誰もが見た事があるかと思います。







スポーツだけではなく、試験など結果を求められるあらゆる場面で十分に

実力を発揮できず、予想より下回る結果になる事も、ご自分でも1度は

体験した事があるかと思います。






これって、なぜでしょう?






先ほども言いましたが、結果ありきで望んでしまうと、知らず知らずのうちに

プレッシャーがかかってしまいます。





「最初に予想した結果になるのが当然」だと言う意識で、その挑戦に

挑んでしまうと、結果を出そうとして、そこに強く意識が向かっていき、

無駄な力が入ってしまいます。






更には、



「失敗したら、大変な事になる」



との意識も芽生えて、より一層、無駄な力も増してしまいます。






その無駄な力が、普段の実力に少なからず影響してしまい、

パフォーマンスにも響いてしまう。







これがプレッシャーが招く、予想より下の結果を招くメカニズムでも

あります。






だから、もし日本が自国選手に金メダルを本気で獲らせたいのであれば、

試合前から、日本選手の「金メダル予想」みたいな特集は間違っても

テレビとかネットとかメディアでは、やっちゃいけないんですよね。






本人は直接目にしていないにしても、間接的にはどこかから耳にする事に

なりますから。







そうなると、




「金メダルを獲れなければ、ダメなんだ」





「もし失敗したら、どうなってしまうんだろう」





こんな意識を連想してしまいますが、こうなってしまうと、失敗した時の

イメージが本人の中で少なからず生じてしまいます。






「イメージした事は、プラスの内容であれ、マイナスの内容であれ、

そのことを脳は現実化しようとする」






これはよく私が言っている事でもありますが、このスパイラルに陥って

しまうと、十分な実力を発揮できなくなる可能性が起こり得ます。







だから「金メダル確実」報道や、「金メダル予想」特集は、結果的に選手の

足を引っ張る事になります。







ちなみに日本人はプレッシャーに弱いとか言われますが、これは別に

日本人だけに限定される事ではなく、どの人種にも当てはまります。







人間心理上、人種を問わず共通して、元々今お話したようなメカニズムが

存在します。





もちろん、その地域や国の文化の差で、感じやすい感じにくいとかの差は、

少なからずあるでしょうが。






ではこれを防ぐには、一切プレッシャーをかける要素となる情報を遮断して、

そのような環境を作ればいい! 





・・・と言う事になるかと思いますが、物理的には不可能な部分もあるかと

思います。







それでは、どうすればいいかと言うと、




「成功するイメージしか描けないくらい、自分のイメージを強化する」






・・・これに尽きます。






書けば単純ですが、ものすごい回数のシミュレーションを重ねて、脳が

錯覚するくらい成功のイメージを植え付けていけば、もうそのイメージ

しか描けなくなります。






「イメージした事は、プラスの内容であれ、マイナスの内容であれ、

そのことを脳は現実化しようとする」






先ほども言いましたが、人間の脳にはこの習性があるので、成功イメージが

十分に描けて、それが当たり前になってしまえば、もう成功しかできない、




・・・逆に言えば、失敗ができなくなります。







例えば、あなたが自転車を日常的に乗っているとして、





「転んだらどうしよう?」





と言う意識で、普段乗っていますか?






もちろん、二輪でバランス崩せば転びますし、転ぶ可能性はゼロでは

ありませんが、あまり転ぶ事を意識して乗っていないと思います。






普通に自転車に転ばずに乗れる事を、脳は当たり前に認識していますし、

普段も転ばずに乗っている事実を積み重ねているので、普通に

乗れちゃうんですよね。






つまりは、何度も当たり前にできる事を脳が認識すれば、失敗は

限りなく減って、予想していた結果に必要なパフォーマンスを十分に

発揮する事ができます。






ちなみに、うちのお店のメニューの中には、正にこのような事のお手伝いをする

こんなメニューもあります。





自己実現ヒプノ<GIFT>

~目標を達成できる自分への生まれ変わり~


http://therapy-reborn.com/menu/hypnotherapy/gift






余談ですが、スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、成功者と認められる

ような方々に共通して言えるのは、自分が成功する事しか描いていないし、

それが実現できる少し先の未来を信じていて、疑っていないんですよね。





もちろん、それが可能になるための努力は、当然あっての事ですよ。






自分のイメージ1つで、結果はどうにでも変えられるので、





「失敗したらどうしよう?」





と言ったマイナスイメージが出てこなくなるくらい、プラスのイメージばかりで

頭の中をいっぱいにしていきたいですね(^-^)








それでは、日本代表の健闘を祈りつつ、良い日曜日をお過ごしください(^-^)/





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