我が家は息子が産まれてから、旦那と離婚について話をしたことがあります。
子供に障がいがあると、様々な乗り越えなければいけないことがあるので、否応なく決断しなければならないこと、何かを我慢しなければならないこと、障がいの受容の温度差、考えの違いなど夫婦間に様々な価値観の違いがあれば、喧嘩も絶えないことがあると思います。
わたしの旦那はあまり口数の多い方ではありません。
子供たちのことを溺愛しています
ただ、昔はよくキレていました。
ある時、色々限界がきて離婚の話に発展しました。
息子の癇癪がひどかった時期です。
お互いピリピリしていました。
お互い疲れていました。
相手を思いやる気持ちなんてありませんでした
旦那の身勝手な言葉に唖然としました。
その時、はじめて私は旦那に私の気持ち、私が普段やっていることを詳しく話しました。
正直息子の子育ては大変です
息子の癇癪や問題行動もひどく、目が離せない時期で、やらなければいけないことがたくさんあり、大変な時期でした。
定期的に疾患で通院もあります
今後手術も繰り返されます。
手術の際は長期間の付き添い入院もあるでしょう。
息子のたくさんある障がい全てを把握していなければいけません
旦那はすべて私に丸投げしていたので、自分が仕事でいない間、私が何をしていたか知りませんでした。
息子の病名はたくさんあるのですが、現在でも旦那は把握していません。
わたしの日頃のタイムスケジュールをすべて教えました。
上の子に関してもすべてです。
息子の投薬の仕方、通院に関して、ABAのセラピー内容、セラピー時間、生活リズム、それに加えて上の子の習い事送迎、喘息の治療の通院。
子育てはとても忙しいです。
私は旦那の仕事に関しては文句も言わず好きにさせてきました。
大変な仕事ということはわかっていたつもりです。
上の子は、小学校にあがってから、世のお父さんは日曜日は休みということに気付きました。
我が家にはそれがありません。
我が家は我が家と上の子を説得していました。
でも本当は
上の子が休みの日は家にいて欲しかったです。
ABAを一緒にやって欲しかったです。
コンサルも参加して欲しかったです。
主治医の話も一緒に聞いて欲しかったです。
それでも好き勝手したいのなら、
どうぞ
という感じでした。
だんだん旦那の勢いがなくなっていきました。
それ以来、キレることはほとんどありません。
今でも普段仕事で旦那はほとんどいないので、夫婦間で話す機会はあまりないですが、私がどのような想いで今までやってきたのか、やっているのか伝えられた事、あの時向き合って話し合ったことは良い機会だったなと思います。
ご夫婦で頑張っているご家族を見ていると羨ましい気持ちはありますが、きりがないので我が家は我が家と割り切って生活しています。
家族のそれぞれの形があるのかなと思っています。
でも、子育ては1人で抱えていくものではないと思っています。