ロックダウンお菓子作り!子供と一緒に作ろう! その2「フープロとビニール袋で作る型抜きクッキー」 | メルボルンでお菓子作り The Heart Tree

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メルボルンの小さな町でお菓子作りをしています。美味しくて優しい味のケーキを食べてもらいたい。

みなさん、 こんにちは。

 

 

ブログを読んでくださって、 ありがとうございます。

 

 

メルボルンより 日々のお菓子作りを綴っています。

 

 

あっという間に ステージ3 に 突入してしまった オーストラリア

 

 

それでも スーパーマーケットなどは まだ開いているので 食材や日常品は購入可能

 

 

 

こんな状態は 嬉しくないけど、 物にあふれていた生活が どれだけ有難かったかを 思い知らされています。

 

 

 

前回書いた 「蒸しパン」 のレシピ

 

 

アクセス数が多かったので、ビックリ しています。

 

 

上手く 作れたでしょうか?  簡単すぎだったでしょうか?

 

ロックダウンお菓子作り!子供と一緒に作ろう!その1「蒸しパン」レシピ

 

 

 

 

今回も 子供と一緒に簡単に作れる 「クッキー」 の作り方を 教えて欲しいと リクエストを いただきました。

 

 

 

クッキーって、簡単そうに思えますが、 真面目に作ると どんな材料を使うとか、どんなふうに作るとか

 

 

実は とっても 奥が深いお菓子 なんです。

 

 

うんちくも めちゃくちゃ あるんだよー 口笛

 

 

言いたいのを こらえて(笑)

 

 

 

簡単に、失敗なく? 美味しくできる工程を 考えてみました。

 

 

 

フードプロセッサーとビニール袋  を使って 作ります。

 

 

また、 品薄の状況を 考慮して、 少なめの材料で 作っています。

 

 

卵は使っていません。

 

 

 

材料は、代替えができます。

 

 

レシピの最後に 補足を 書きますから 参考にしてください。

 

 

オーストラリアにある食材で 作りますので、 材料は 英語で書きます。

 

 

 

 

「フープロとビニール袋で作る 型抜きクッキー」

 

 

 

 

材料 (直径5cmぐらいの丸形15個分)

 

60g  cold unsalted butter

20g  pure icing sugar

75g  plain flour

10g  fine desiccated coconut or almond meal

 

(粉類を振るっておく必要は ありません。)

 

 

作り方

 

ステップ1 冷たいバターを写真のように 小さく切って、使うまで冷蔵庫で待機

 

 

 

 

 

 

ステップ2 フードプロセッサーの中に、残りの材料(pure icing sugar, plain flour, decciated coconut)を入れる。

 

 

 

 

 

 

我が家で使っているフードプロセッサーは、NINJA です。

 

 

 

 

 

 

 

ステップ3 蓋をして 2回プッシュ。(pause) 粉類を 混ぜ合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

ステップ4 冷蔵庫からバターを取り出して、バターの3分の1を フードプロセッサーの中に入れる。

 

 

 

 

 

 

ステップ5 蓋をして、 2回ぐらいプッシュ。(バターの大きな塊が見えなくなるまで)

 

 

ステップ6 蓋を開けて、 また 3分の1のバターを入れ、蓋をして、 2回ぐらいプッシュ。

 

 

ステップ7 蓋を開けて、 最後の3分の1のバターを入れ、蓋をして、 2回ぐらいプッシュ。

 

 

 

 

バターと粉が混ざり合ってる状態。 バターの大きな塊がない状態がベスト

 

 

 

ステップ8 ⑦の中身を、ビニール袋の中に入れる。

 

 

おススメは resealable bag のような しっかりした袋

 

 

22cm x 25cm (MEDIUM) が ちょうどいい

 

 

 

 

 

ステップ9 生地がまとまってくるまで、揉みこむ。

 

 

 

 

「ぎゅうぎゅう」 しても大丈夫だけど、手の熱でバターが 溶けださないように 注意してください。

 

 

だんだんと、一塊になるように 一か所に まとめてください。

 

 

 

 

 

こんな感じ

 

 

少しくらい 白っぽいところがあっても 大丈夫。

 

 

 

ステップ10  生地を伸ばしやすいように、はじに寄せる。

 

 

 

 

 

 

 

ステップ11 ビニール袋の上から、 麵棒で 上に横に 伸ばす。

 

 

 

 

3ミリぐらいの厚さ だいたい(16cm x 16cm) ぐらいになります。

 

 

 

 

 

表面のデコボコをなくすために、最後に 手のひらで 撫でてあげても オーケーです。

 

 

 

ステップ12  鉄板の上に生地を置いて、生地が固くなるまで 冷蔵庫で 冷やす。

 

 

 

 

だいたい 30分ぐらいでオーケー

 

 

急いでいる人は、冷凍庫で10分から15分ぐらい。

 

(凍ってしまわないように気を付けてね)

 

 

この状態で、冷凍保存も可能です。

 

 

使うときは、冷蔵庫で解凍してください。

 

 

ステップ13 袋のサイドを 2か所はさみで切って、袋を広げる。

 

 

 

 

 

ステップ14 鉄板にベーキングペーパーやシリコンマット、シルパンなどをひいて、 型抜きしたクッキーを 並べる。

 

 

 

 

 

余った端の生地は、袋の真ん中に集めて置いて、 上から ビニールをかけ、手で ぎゅーっとひとまとめに。

 

(生地をこねると、グルテンが出てきて、味が落ちます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからまた、 めん棒で生地を広げて、 型抜きをしてください。

 

 

 

 

 

ステップ15  型抜きした生地を 冷蔵庫に入れる。

 

 

ステップ16  オーブンの温度を 170度 に 温める。

 

 

型抜きクッキーは 冷たい状態から焼く のが鉄則です。

 

 

型抜きしている間に 生地が温まり、バターが 緩くなっています。

 

 

この状態で焼くと、 生地が焼けてくる前に バターだけが溶けだし、ベチャーと 生地が広がる 可能性があります。

 

味も落ちます。

 

 

ステップ17  オーブンが温まったら、 生地を冷蔵庫から出して、 12分ぐらい焼く

 

 

 

 

 

クッキーの周りが 少し茶色くなるまで焼く

 

 

 

ステップ18  そのまま 鉄板の上で冷ます。

 

 

焼きたては 柔らかくて 崩れやすいです。 10分ぐらい我慢しましょう。

 

 

クッキーは、焼いた後にも 冷凍保存が可能です。

 

 

常温で解凍してください。

 

 

 

 

 

(補足)

 

上記に書いた レシピの材料が ベストな美味しさです。

 

 

ということを 踏まえて書きます 笑い泣き

 

 

 

砂糖は、 Caster sugar でもオーケーです。

 

 

ココナッツやアーモンドを Plain flour に 変えて作っても 全く問題ありませんが、 香ばしさは 落ちます。

 

 

このレシピに gluten free plain flour は使えません。

 

 

 

 

焼いている時に 生地が広がってしまい、 焼きあがっても、 ホロホロと 崩れてしまいます。

 

 

乳製品に アレルギーのある方は、Nuttelex でも 作れます。

 

 

私は、 original を使用して 作ってみました。

 

 

 

 

 

ただし、 NUttelex は マーガリンです。

 

 

バターのように  硬くなりません。

 

 

粉類とNuttelx をフードプロセッサーで 混ぜた状態

 

 

 

 

バターで作るよりも、クランブルな感じです。

 

Caster sugar を 使用してみました。)

 

 

生地を作った後、冷蔵庫に入れても、カチカチにはならないので、べたつきやすく、型抜きをするのが ちょっと大変です。

 

 

型抜きをする 5分ぐらい前になったら、 冷凍庫に入れてみても

 

 

綺麗に型抜きする為に、小さめの型で抜くことを おすすめします。

 

 

 

フードプロセッサーを持っていない方は、

 

 

①ボウルに常温にしたバターを入れて練る。

 

②振るった粉砂糖を入れて練る。

 

③振るった粉類を混ぜ合わせてまとめる。

 

というように生地を作ってください。

 

 

 

一つ一つ 細かく書いたので 工程が 長くなってしまいましたが、 良かったら作ってみてください。

 

 

お役にたてますように チューリップピンク

 

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

それではまた