思った通りに行動できない、
言葉と行動がうらはらになってしまう。
やらなくちゃいけないとわかっていながら、
どうしても行動に結びつかない。
カウンセリングでもよく相談される悩みです。
こんなとき、人生はなかなか前に進みません。
思考は現実化するのは確かですが、
行動に結びつかないと現実化しません。
思考と行動がワンセットになっていないと、
夢は叶わないのです。
だから、まず抵抗している心を認識します。
先日、スポーツクラブで、ステップをならったのですが、
インストラクターの指示通りに身体を動かすのが、
いかに難しいかを体感しました。
インストラクターは、簡単な指示しか出していないのですが、
瞬時にその通りにできないのです。
簡単なことも、「言われた通りにできない」ものだと痛感しました。
人は自分がもっていなかった価値観を行動に移せません。
スポーツでは、いきなり難しい技をやろうとしてもダメです。
基本的な動きを何度も何度も何度も繰り返すことで、
少しずつ脳と身体にカイロをつくっていくのです。
人生を変えるときも同じこと。
人生を変えるとは、習慣を変えることです。
習慣は、繰り返し思考し行動した結果身についたものです。
だからこそ、心の修正とともに、
簡単なことから繰り返し行動する練習をするのです。
行動できるという体感を増やすことがポイント。
ついつい、早く難しいことをやろうとしますが、
ここがこらえどころ。
本当に簡単なことをやってください。
自然に行動できるようになったときが、
本当に理解したとき。
「わかっているけど、やめられない」ならば、
それは、わかっていないと認めましょう。
もっと、わかるスペースがあるのです。
繰り返し、簡単なことをやる!
やれる自分をつくる!
簡単なことを行動できるようになると、
シンプルに考える習慣が身に付きます。