今日は、8人のベテランボラさんたちに、ご参加いただきました。
前回からの引き続き案件及びバラ写真にとりかかりました。まずは、ID シールを貼り付けるところから。
写真をお返しした持ち主さんからのお手紙を持ってきましたので読んでいただきました。
いままでに届いたお手紙もファイルしていますので、ぜひ、ご参加の際には読んでください!
活動終了後、ちょっとした鑑賞会を開催しました。
(写真提供ありがとうございます:村川 一恵様)
その鑑賞会のこと、少し書きます。
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以前に、参加したことを、軽くつぶやいていたのですが、
https://twitter.com/heart_nagasaki/status/503866866540875778
完成したショートフィルムの鑑賞会をしました。
そもそもなんのこと?かと言いますと。
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スナメリの詩プロジェクト
HP: http://sunamerinouta.com/
Facebook ページ: https://ja-jp.facebook.com/sunamerinouta
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このプロジェクトで、昨夏、大村市内で映画の撮影が行われていました。
写真洗浄の参加者さんの中にも、「このプロジェクトの炊き出しのボランティアをしましたよー」という方もいらしたりして、たくさんの大村の皆さんの力でプロジェクトが成し遂げられていました。
そのプロジェクトの中の一つで撮影されたのが、
「きおく きろく いま」 。
これは、とあるシスターのインタビュー画面を、一場面ごとに、多くの人がなぞって描いて、アニメーションとして再構築するというものでした。
写真洗浄の参加者さんみんなで、このアニメーションの作成に協力したのが、昨年の8月26日。
場面の上にトレーシングペーパーを重ね、色鉛筆でなぞりました。
ひとふで、ひとふで。
すると、撮影していた助監督さんが、洗浄を請け負っている地域のご出身!!ということが判明。
石巻2.0 の T シャツを着た助監督さん、でした。
そして、話の流れで、写真洗浄の活動のことなど、しゃべったのでした。
そんなこんなで、ときはすぎゆき。
そのときの作品が完成したとのことで、完成 DVD を見せていただきました。
作品の内容には触れませんが、
・シスターが体験したこと(過去)
・シスターのひととなり(いま)
・作成に携わった大村の皆さん(いま)
を、
時を超えて =「戦争の起こった過去」と「いま」
場所を超えて =「出津協会(シスター)」、「長崎市(爆心地)」、「大村(アニメーション作成地)」
アニメーションという「輪」でつなごうとした明確な意図が感じ取れる内容だなと率直に感じました。
なんと、アニメーションのメイキングのところで、
~ボランティア団体にも協力していただきました~
と、写真洗浄の話にも触れていただいていました。(ビックリ!)
映像の中でもしゃべりましたが、写真洗浄をする中でも、「輪」「つながり」を強く実感することがありました。
このアニメーション、「きおく きろく いま」とは、根底にながれる「ひとの輪」という部分で共通するなぁという読後感を抱いて、鑑賞会終了。
他の作品も観てみたいと思いました。