6月15日・16日、宮城に行ってきました。
目的は、写真救済サミットと出張返却会。
写真救済サミットとは、
富士フイルム 写真救済プロジェクト
様(「写真でつながるプロジェクト」に発展)の仲介で、
被災地での写真返却団体様、外部の写真洗浄団体が『つながる』場。
ハートプロジェクト【長崎】としては、念願の初参加、
これまでも、インターネットを介した交流で、写真洗浄方法の情報交換を行い、貴重な情報を得ていました。
実際にお会いし、お話ができ、今後につながる交流をいただきました。
翌、16日には、山元町に伺いました。
現在、山元町の皆様のお写真をお預かりしています。
山元町では、ふるさと伝承館という建物の一部で、思い出サルベージ
様が写真返却のために、ご尽力されています。
洗浄を請け負っている私たちのことも伝えて下さっています。
返却会前の限られた時間の中でしたが、ご配慮いただき、
山元町をご案内いただき、たくさんお話を伺いました。
ーここには、確かに「集落」がありました。
定期的に仮設住宅で出張写真返却会を開催しているそう。
アルバムは、回収された地区毎に分類されています。
仮設住宅毎に合わせて、その周辺で回収された写真・カタログ(アルバムの表紙と代表的な写真で作った見本)を、ふるさと伝承館から運び出します。
印象的だったことは、
スタッフの皆さんが、なんとかして写真を持ち帰っていただくために、あらゆる手段を講じていること。
一人一人に丁寧に対応していました。
また、集まった皆さんも、ご自身の写真はもちろんですが、お知り合いの写真を見つけるために、
自分では確証がもてない時は、周りの方に聞いて回っていらして。。。
「宝物が見つかった」という、うれしそうなお顔が忘れられません。
ー返却に向けて、本当に、まだまだ、手が必要です。
何にもお力にはなれませんでしたが、
この場を共有できたこと、本当に感謝しています。
大村市の洗浄会場で、また、報告させていただきますね。
女性陣へ、と、頂きました。
宝物にします。