小学校の授業がそれまでの45分から40分〜35分授業に短縮されることで起こりそうなこと。
先ず、保護者から子どもの学力は大丈夫か?という心配の声。
そして、それに応えるかのような学習塾の営業活動が活発になる。
というのが個人的なイメージです。
授業時間が短くなって、子どもたちは理解できるのか?授業についていけるのか?などの心配が保護者の皆さんの頭をよぎるのではないでしょうか?
当然、学校からはなぜ授業時間を短くするのかという説明はあるでしょう。
『授業を短くして作った時間を
授業の質を高めるための教材や授業研究にあてたい』とか•••
例え5分でも授業時間が短くなったので、その分早足で授業を進めないといけないと言うことになるのでしょうか?
答えはNO!!
というか、そうなってはいけないと思います。
よく理科の授業で実験を多く入れると時間が足りないという声が上がります。
同じように学習指導要領が改訂され話し合いの時間を持つと時間が足りなくなるという声があがったりします。
これらの声はどうしてあがるのでしょうか?
それは今までやってきた授業の方法に加えて、実験や話し合いをやろうとするからだと思います。
要するに時代の変化に合わせて自分がこれまでやってきた方法を見直し、アップデートすることを怠ると
例えば、先生が黒板に今日のめあてや課題や問題を書きます。それを子どもたちがノートに写します。その写す代わりにワークシートを配って、子どもは課題や問題に対する自分の考えをワークシートに書くようにすれば、少なくともめあてや課題問題を写す時間が短縮されます。
板書が不要という訳ではありません。板書はその日の授業の記録、ロードマップですから、子どもたちが今どこを学習しているかを確認するために必要です。
つづく