協力を科学しよう!! | Seeds&Universe 子どもの創造性を育むタネを蒔こう!!必ず育つから・・・

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子どもたちに創造性の種とその種が育つ場を創ったり、子どもたちの創造性の源泉がどこにあるのかを科学実験教室や様々なワークショップなどで子どもたちと関わりながら探究しています。

令和初、今年度初の実験教室。
20名の子どもたちと優秀なアシスタントの方と一緒に良いスタートが切れました。

普段は座席は自由なのですが、今日はゲームをやって座る場所を決めました。

その後、アンケート調査。このアンケートはMI理論で言われている8つの知性を子どもたちが自分についてどう感じているかを見て、エントリーポイントを考えるときのヒントにしようと思って作りました。
何てこというと何だか凄いことをやっているように思われそうですが、やったアンケートは至極簡潔なもので音楽的な知性のところは『音楽を聴くのは好きですか?』という感じのものです。小学校2年生が中心なので・・・

その後、プログラムがスタートです。
今回はGEMSの『グループソリューション』というプログラムをやりました。
電車の中で教師用ガイドを読んだけどちぃーっとも頭に入らず・・・だったんですが、アクティビティのやり方のベースはジグソー法みたいだったので何となくやってみました。

日本語版のサブタイトルが『協力の論理』とあったのですが、少しおもしろみが感じられないので『協力を科学しよう』と言うタイトルで活動しました。

教材の構成が少しずつ難易度が上がっていく作りなので、『まずは簡単なレベル1から』と声をかけて、ゲーム性を持たせるために競争っぽくしました。

実はこの単純な声がけとゲーム性だけで、子どもたちのモチベーションが高まります。

今年はパワフルな子どもたちが多く、課題ができるとすっ飛んで来て『次のレベルちょうだい!』と言って次の課題を奪い去って行く勢いでした。結果、対応が追い付かないというカオスな状況に・・・

プログラムとしては、本来もう少しペースダウンさせてやるべきなんだろうなぁ。

アンケートもさっと見ただけだけど好き嫌い、得手不得手をしっかりと答えられている気がしました。
2年生が中心なので、自己肯定感は高そう。

活動チェックシートもしっかり丁寧に書けていたし、うるさく、落ち着きがない部分もあるけど優秀な印象でした。『つ』のつく年齢の子が多いので落ち着きのなさ、やかましさは歳相応の性質でもあるので、あまり気にしても仕方がないところかな。

今日、休みの子が2名いたので、この勢いのある22名と1年間楽しくやっていきたいと思います。