私は恋愛指南したりとか恋愛アドバイザーなどの類でもなんでもないんですが、
最近メイクやファッションにハマって、
自分も外見の自信を高めていく過程で、
「男受けメイク」とか、
「男受けのファッション」とか、
そういう記事をよく目にします。
そこで心理のプロとして思うのが、
「男受けを狙っている人ほど、
モテない、あるいは幸せな恋愛はできない人が多い」
と言うことを突っ込みたくなります。
「彼氏が好きだからこう言う髪型にしました」
「好きな男性に好かれるために、相手の好みに合わせた服装にしました」
こう言う人の心理って、本当は自分に自信がないんです。
自分がどう言う女性になりたいとか、
本当に似合うかどうかと言う、自分の意志や好みよりも、
彼氏とか旦那、自分の好きな人の好み、趣向の方が上になっていて、
それに自分を当てはめようとしている。
と言う状態の人が多いはずです。
ただ、全ての女性がそう言う動機でやっているわけではないと思います。
自分が女性として自信があって、
男性からモテる自信、愛される自信がある上で、
彼の好みに合わせていると言うのであれば、
それは問題ないと思います。
その人は幸せな恋愛が出来るでしょうし、
自分のメイクやファッションにも心から満足して自信を持っているはずです。
でも、女性として自信が低い人が
彼に好かれる為に、あるいは好きな人に気に入られる為にやるメイクやお洒落というのは、
本当にその人に合うものでは無かったり、
その人らしさが引出されるわけではないので、
どれだけ頑張ってオシャレしても、自身のなさは出てしまうので、
心から綺麗だな、美しいな、
と思えないなーと私は感じてしまいます。
叶姉妹の姉の恭子さんも同じ事をおっしゃっています。
「愛されたい」ために
相手の男性の好みにあわせ、
その結果として
自分自身を
ゆがめてしまう恋愛においては、
女性はけっして、
きれいになることは
できません。
相手の好みに合わせる、と言う発想自体が
愛される自信がない為に少しでも外見で埋めようと言う心理から来ていて、
自分主体ではなく相手軸であり、依存的です。
依存的な自分が恋愛して好きになる相手も、
依存的な人です。
依存的な人同士の恋愛は、
ストレスが多く、幸せな恋愛にはなりません。
私も昔は今よりもはるかに男性に対して依存的だったので、
オシャレもよくわからなかったし、
メイクや服装も相手の好みに合わせようとか、
好きな男性の気を引く目的で決めていました。
でも、今はそんな基準ではやりません。
好きな男性からそのメイクが嫌いとか、似合わないと言われても、
今の私は現在のメイクやファッションをやめないと思います。
なぜなら、私は自分のメイクやファッションを、自分で気に入っているからです。
自分が良いと思うものを、
いくら自分が好きだと思う男性から否定されても、
それでやめたくありません。
どうしても嫌と言われたなら、
外見を理由に別れるかもしれません。笑
と言うか、自分が気に入っている外見をどうしても受け入れてもらえない人と、
そもそも恋愛関係に発展しないと思いますが。笑
私は以前より、自分の顔も、体型も、
メイクも、ファッションも好きになりました。
自分で自分の外見が好きになり、
美しい、綺麗だと心から思うから、
それが現実に反映されて、
周りの人も美しいと思ってくれるわけなんですよね。
自分で自分のことを好きだ、美しいと心から思っていないのに、
他人の評価や他人の目を気にしたファッションをしても、
本当にその人の最大限の美しさにはならないと思いますし、
周りが綺麗だ、美しいと言ってくれたとしても、
本人は心の底から自分の外見に対して自信を持てず、
幸せを感じられません。
メイクやファッションも、好みの世界なので、
正解とか正しいものってないと思います。
でも、自分が幸せな恋愛をするには、
自分が心の底から自分の外見に自信を持つには、
自分の好きな人に気に入られるかどうか、
好きになってもらうかどうかを基準にするのではなく、
自分で自分を好きになり、自信を持つ必要があると言うことです。
自分で自分に自信を持つ。
それこそが、あらゆる人間関係における根本解決方法であり、
心から幸せになれる道です。
それは、家族関係においても、友人関係においても、
恋愛関係においても、どんな関係においても言えます。
最近はメイクやファッションに興味があるから恋愛の話を取り上げましたが、
女性として幸せになりたい、美しくなりたい、と思っていて、
メイクやファッションを学ぼうとしている方、
興味を持っている方は、
是非この事実を理解した上で学んで欲しいですね。